主にオートバイ。時々クルマ。
なんだかんだと永年のブログです。
風に向かう刻
おくれてやってきた春
春ですね~ヽ(´▽`)ノ♪
タマシイや私生活的に春なのかは各々事情があるのでしょうけれど、
春という季節がキライという人はあまり見たことがありません。
私は”不本意ながら”平日に珍しい休み。
年度末の休日出勤の代休ということで、
取らない選択肢(=無給労働)もなくはなかったのですが、
後進の皆さんにそれでは示しがつかず、業務上都合で本日に指定致しました。
今日は平日。いつもと同じ時間に起床してもぞもぞ支度。
季節は春!天気は快晴!こんな日はCBRに限ります。
折しも春の交通安全運動期間ですが、そのあたりは問題になりませんので気楽にGo♪
実は昼ごろに予定がありますのでそんなに遠くにはゆけませんが、
あんまり人がいなくて春を感じられそうな場所を記憶から検索してのんびり走ります。
気温が上がってくるといつものコーナーもより気持ちよく。
湖に掛かる橋の上の桜並木を抜けて、歩道そばの桜の前で暫し停車。
いやはやよいお天気です。
関東南部エリアではもう桜の季節もすっかり終わりかけておりますが、
頭上を見上げるとまだ桜はがんばっていました。
季節の1シーンとしては本当に一瞬の桜ですが、
それゆえに惹かれるものですよね。
穏やかな天気ではありましたが、風が吹くと桜が散ってゆきます。
遠く坂の上まで花吹雪がはらはらと。綺麗だなあ。でも切ないなあ。
暫くのんびりした後は、場所を変えて他の花を見にゆきました。
必殺技のオートバイにしかできない停め方です( ̄ー ̄)。
ここなら通行の邪魔になることはまずありませんから。
停まったのはこの景色ゆえ。
菜の花と・・・何かの濃いピンクの樹と、桜と。
春の色が一緒に見えたのでついつい停まってしまいました。
足元の水の流れにはまた別の景色がありました。
こちらは菜の花と桜に、もうひとつは青い花。
名前の由来はさておいて、この小さく可憐な青い花が大好きです。
物の本では、この可憐な花は僅か1日で落ちてしまうとか。
元来は帰化植物だそうですが既に国内広く定着して100年。お馴染みの花です。
周囲の花々を見ながら惚けていると、遠くから汽車の音が聞こえました。
小湊鐵道なるローカル線。ディーゼルの汽車がやってきました。
色味の関係もあって里山の景色にはとってもよく似合う車両です。
この時は1両編成。
都会方面に通勤をしているとまず見ることがありませんが、必要十分なのでしょう。
編成が短い分遮断機が下りている時間も僅かなもので、
ゆっくりながらもすぐに走り去ってゆきました。
さてさて。次の予定がそろそろです。
名残惜しいながらもメットをかぶり出発。
内陸の快走路を飛ばすクルマを横目に、
制限速度付近で走りながら背中を伸ばしてスイスイと進んでゆきます。
途中、カオスな看板でお気に入りの無人販売所へ。
ところがあら残念・・・。
欲しかったポン菓子(米の爆ぜ菓子。ニンジンとかのあれです)が、
売り切れてしまったのか、販売機には残っておりませんでした。
少ししょんぼりしながら道を急ぎます。
更に30分ほど走り無事に目的地に到着。
郊外のベッドタウンにあるショッピングモール併設のシネコンです。
今回『休みになにをしよう』と考えたとき思いついたのは、
予定がなく、余裕があるときでないと行く気にはならない映画鑑賞でした。
駐輪場には綺麗なセローが停まっており、
一瞬『仲間か?』と考えましたが、入る時間も出る時間も違ったあたり
4DX施設で同時に上映されていた戦車アニメ映画のお客さんだったのかしら。
時間にはまだ少々余裕がありましたので、
自宅に忘れてきた目薬をドラッグストアで購入。
(オートバイで走ると目が真っ赤になります)
それからシネコンのフロアまで進んで、事前にネット購入しておいたチケット引き換え。
そうそう、フードコートで食べ物を買うのも忘れないようにしないと。
潮干狩りのバケツサイズのポップコーンと、Lサイズのコーラです♪
別段ポップコーン好きというわけではありませんが、なんとなく買っちゃうんです。
開場まではすこしつまみ食いしながらワクワク待機。
程なく開場のアナウンスが聞こえ、
カウンターでチケットをもぎって頂くと何かをくださいました。
(もぎ・る=てへんに宛 って環境依存文字なのですね)
ほほう。お姉さんも微妙な顔をして渡してくれましたが、
子供向けですよね。なにやら嬉しかったですけれど( ̄ー ̄)♪
10面ほどあるスクリーンのうち指定された場所に入ると、
平日の1本目の上映だけに客はゼロ・・・と思いきや、壮年の男性が1名だけ。
お仕事にも色々ありますが、この人も今日はお休みなのかもですね。
男性が取っていた席はスクリーンが一番見易い前後左右共に真ん中。
因みに私が今回取った席は、最前列から2列目の中央でした。
ここは、1列目は車椅子席が2つあり前方が完全にクリアでお気に入りです。
準備を終えたらばあとは上映を待つだけ。
そうそう。今回観に来た映画はコレでした!
【 劇場版 仮面ライダー1号 】
※動画 自動再生 注意
http://www.superhero-movie.com/index.html
仮面ライダーはフォーゼが気になったのを最後にすっかり興味の対象外でしたが、
この度あの本郷猛こと、仮面ライダー1号を主役に据えた作品が上映されるとあって
どうしても劇場で観てみたいと思っておりました。
ともするとこの代休がなければ行かなかったかもしれませんが、
折角の好機ですので、こういう優先度の低いことに使うのが正解かなあと。
開演してからは90分の映画本編はあっという間。
途中で現在進行形でテレビ放映中の仮面ライダーゴーストがメインのパートで、
3分ぐらい居眠りをした以外はしっかり堪能させて頂きました♪
本編の印象は。
・”今の姿の”仮面ライダー1号が本当に強そう。今風イケメンライダーとの対比が凄い。
・藤岡弘、さんの一撃はどれも重そうであり、効果音も「ドスっ!」というようなもの。
・ヒロインの役柄がとてもとても可愛らしかったです。おぢさんターゲットですねこれは。
・ネオサイクロン号 はHONDAの現行GOLDWING。意外と違和感なし。
・ただ、演出用にやたらとクラッチ切っての空ぶかしが気になりました(笑
・地獄大使が味のある役どころ。大杉漣さんだったかなあ。
そんな所かしら。
現実世界では正義にも色々な形があって、
その実、見方次第ではどこにも正義があってないことなんてみんな知っています。
それでもせめてフィクションぐらいは、
この仮面ライダー1号という映画のような、
”力強さと信念”みたいなものが表に出たものが好ましいです。おまけに愛も。
この辺りはビジュアル路線が強い今風の仮面ライダー的ヒーロー像との違いかしら。
それと、劇中の重要なシーンで千葉県は銚子の屏風ヶ浦が使われていましたが、
見知ったツーリング先の景色になにやら無性に嬉しくなりました。
予想以上に楽しかった映画を観終わって、
併設のグッズ売り場に立ち寄ってみるとあまりグッズ類はありませんでしたが、
ついつい衝動買い。
B5のノートとメガネケースです♪
ゴツい仮面ライダー1号の姿が表紙の真っ赤なノートに、
この1号が着けていたライダーベルトデザインのメガネケース。
その手のグッズなりにいいお値段はしますが、コレでいいのです♪
とうそう。入場のときに貰った入場者プレゼントはこちら。
何かのゲームのカードと名刺、それとライダーチップス風?のカード。
名刺については劇中で一際いい味を出していた、
仮面ライダーゴーストに出てくる面白い坊さんのもの。
ゴーストそのものに興味がありませんでしたが、この坊さんだけは大好きです( ̄ー ̄)。
それとライダーチップス風?のカードですが、
流石にリアルタイム世代ではないので印象がないものの、
裏面を見るとなにやら解説と、お菓子メーカーのカルビーの名前が。
ビックリマンシールの裏みたいなもので説明が書いてあります。
前述の通りイメージがないのですが、当時のカードは意外と小ぶりなのかしら。
ビックリマンシールよりも若干小さいぐらいのサイズ感です。
因みに公式サイトによると、週替わりに近い形でプレゼントは変わるらしいです。
ファンキーなお坊さんの名刺が欲しいかたはお早めに劇場にですよ♪
そんなこんなで、楽しかった 桜&仮面ライダー1号ツーリングもおしまい。
帰りものんびりと帰宅してこの記事を書いております。
【 本日の走行距離:92.3km 】
近場を走っただけの割には距離が伸びた印象です。
それにしてもよい天気でいいツーリングでした♪
最後にオマケ。
お決まりの上映前のスクリーン宣伝コーナーでとっても気になるものが。
【 ルドルフとイッパイアッテナ 】
http://www.rudolf-ippaiattena.com/
小学生のころに同作品の名前は記憶にありまして、
体育館で出張演劇の公演を拝見したのは今でも思い出に残っています。
ヽ(´▽`)ノ「たーんぽぽ♪たーんぽぽ~♪ みんなーのー♪たんぽーぽー♪♪」
調べてみると、静岡県は浜松市の歴史ある劇団の公演だったそうです。
多分初演に近いころに見ていたのではないでしょうか。
この夏に映画館でCG作品が上映されるとかでこちらもとても気になります!
・・・が、仮面ライダー1号と違っていい年した野郎が一人で行くには抵抗があるかなあ^^;