主にオートバイ。時々クルマ。
なんだかんだと永年のブログです。
風に向かう刻
バイク好きは馬鹿なんだと思う
仕事から帰宅いたしまして、
先ほどまで、録画してあったMotoGPイギリスRd.を観ておりました。
なにせこの放送時間が”月曜早朝の3:00”ぐらいからなもので、
いわゆる普通の生活をされている方にはちょっと観られないものですよね。
さりとて有料放送の類に加入するのも面倒ですし、
地上波で放送すらされなくなったF1に比べればありがたいものです(苦笑
さて。
MotoGP観戦的なお話は、余所様のblogやスポーツ誌にお任せするとしまして、
今回一番面白かった部分だけは、
お伝えせずにいられなかったので、ひとまず書かせて頂く次第です。
実は今年になって日本テレビローカルのMotoGPについては、
【 チュートリアル福田の裏実況席 】なるコーナーが設けられているのですが、
本来は、バイク好きで有名な芸人の福田さんと、
都度登場するGPレーサー系解説者の方が、
副音声のチャネルでひたすら好き放題喋りまくるというもの。
私はそのコーナーがバイク馬鹿っぽくて大のお気に入りでして(笑
本当に”ひとりのバイク好き”が好き放題喋っている様子が愉快なものです。
そんな”裏実況席”に伴ってか、要所要所で福田さんのコーナーがありまして、
今回も冒頭でとても楽しそうなお話が聞けました。
それというのも「福田さんがどうしても紹介したい」とのアナウンサーの導入で、
心底楽しそうに、嬉しそうに語っていた”愛車紹介”だったのですが、
これまで”CBR1000RRが愛車”と紹介はされていたものの、
今回は画像つきで、カスタムポイントを次々と幸せそうに紹介されていまして、
バイク雑誌などをお読みの方はご存知かもしれませんが、
福田さんの愛車は【'07 CBR1000RR(SC57)トリコロール】です。
そのカスタム箇所として、
アクラポヴィッチのマフラーやバックステップ、カーボンスイングアームカバーなど
隣にゲストで出演されていたGPライダーの中野さんとの、
「いいっすねー!」「でしょでしょーっ!」のようなやり取りが実に愉快でした。
そして何を隠そう、私の愛車もCBR1000RR(SC57)です♪
油断すると福田さんのように「センターアップの型はこれだけで・・・」などと
熱く語り続けてしまいそうな勢いで困りますね。
別段有名人と同じ持ち物であることには、何の感慨もありませんが、
一人のバイク好きがとても自慢げに愛車を語る(車種なんてなんでもいいんです)のは
見ていてとても清々しいものです(笑
そうそう。
上の写真の場所もそうなのですが、
福田さんが愛車の写真として番組中で紹介されていた場所も、
恐らく”奥多摩のあそこの駐車場”でした。
二度揚げのホットドッグ美味かったなあ(*゜ー゜) ♪
これは遠からず奥多摩にはいかないとなりませんねっ!♪
ある梅雨の晴れ間に
『悶々と梅雨のオートバイに乗れない時期を過ごしている皆様に
少しでも夏のツーリングの雰囲気を感じて頂けたら…』などと、
普段はあまり通らないルートの千葉県内陸部の走行を録ってみたのですが、
そこは起伏に乏しい千葉県ゆえ残念ながらパッとしなかったので(笑
とりあえずちょこっと走って来ました報告のみで失礼致します。
朝まで続いた強い雨が上がり、
午後の際あたりでは、強い日差しと共に一気に気温と湿度が上がってきました。
無論”このまま自宅でダラダラと”ということも出来たのですが、
なんとなく、それは違うなあと思いながらお出かけの支度を致しました。
夏の雨上がり特有の息苦しいほどの湿気を掻き分けながら進み、
【うぐいすライン】などという風流な名前の道を駆け抜け、
山間に入るとそれなりに清々しい空気が流れ込んでまいりました。
更に数十km。
何を考えるでもなく、半袖シャツのままの腕を陽射しに焼かれながら進みます。
ダム湖を過ぎ、県道をつなぎ、狭く土の浮いた山道を走りぬけ、
気が済んだあたりで折り返しました。
帰り路、行きがけに気になった無人販売のお店に立ち寄りました。
なにやら手作り感たっぷりの賑やかな無人販売コーナーです。
思うと昭和の頃にはこういう場所がいっぱいあったような気が致しますが、
近年はすっかり見なくなってしまいましたね。
お湯の出るカップラーメンの自販機なんてのも近頃はご無沙汰です。
地方にいくとよく見る、野菜や卵を売っている機械と同じでしょうか。
とりあえず200円を投入し、目的のものをぽちっとな。
フルフェイスメット姿のままですが、無人販売だから気にしないっ。
好きなんです。お米のポン菓子♪
何も考えずに出てきたのでタンクバッグの類は持っていませんでしたが、
『シートにポン菓子そのまま縛り付けてやったぜぇ。ワイルドだろぅ~?』
かの芸人さんは結構好きです。人が悪くなさそうなのが実によいですね(笑
好きなお菓子も買えたので、もう思い残すことはありません。
帰路の都市部では四輪の渋滞に付き合ったりもしながら、
『この夏も厳しそうだな・・・』などと思いながら、
下半身をラジエータファンの強烈な熱風に晒されながら、
顔中汗だくにして無事に帰宅いたしました。
通常のオートバイに比べ、
発熱量が尋常ではないSSには厳しい季節になりつつありますが、
暑いながらも、ある意味夏を全身で感じた梅雨の間隙となりました。
いうこときかないわるい子は
いやはや。
どうもここ数日、
ゲゲゲの鬼太郎のエンディングの平家蟹?ワタリガニ?
・・・のグラフィックイメージが脳裏から離れなくて困っております。
「へへへぇ♪へへへェ♪へいへいへい~」のアレですね。
字面にするとどうも緊張感が御座いませんけれども。
それとは特にというか全く関係がないのですけれど、
本日は雨ということもあり、
『ご飯がめんどくさいなあ、油淋鶏でいいか』などと、
昨夜の焼き鳥の残りであった冷蔵庫の鶏肉をごそごとと取り出します。
ユーリンチーもタレがなければただの唐揚げですから、
まずは命のタレを仕込みつつ、途中で気がつきました。
『あ、ネギないっ・・・』そういえば昨夜食べた気が致します。
それでも面倒なので、残り物の少ない分量で作ってみたものの
やっぱり決め手の長ネギが無いとどうにも締まりません。
食べ終わってから、こりゃ不完全燃焼だと思い至り早速カブに飛び乗りました。
冒頭の脳裏の話ではありませんけれど、
運転中に脳内BGMは誰しも流れるものかと存じます。
個人的にCBRに乗るときよりも無性にテンションが上がるカブにあって、
(小排気量車はパワーがない/限界が低い/多くが制御下にある為気楽なのです)
今日みたいな雨の日でも、
脳内BGMは”雨に濡れても”というより”汚れた英雄”です(笑
ちょっと前までは、
香港映画の”フルスロットル-烈火戦車-”の峠シーンの曲が多かったです。
あっという間に駅前の大型スーパーに到着。
男の買い物よろしく、材料以外の余計なモノまで買いこみました。
CBRと違って、カブからはネギだろうがなんだろうが飛び出ていても違和感がないですね♪
帰りはスーパーカブの真骨頂ともいうべき、
左の操作系が完全にフリーになる利点を生かしてラクラク帰宅。
道中、お約束どおりに雨にもやられましたが、それもまた梅雨ということで。
さて、そろそろ仕込みを始めなくては♪
いい夜の季節がやってきた
仕事帰り。
会社を出ると、どうにも梅雨の気配が感じられないまま電車に乗り込みます。
なんだかんだと電車通勤が一日で一番しんどかったりするものですが、
足の踏み場もない程混雑した、東京駅発の下り電車の中でひたすら耐えました。
自宅最寄駅に到着し、飛び出すように電車内から降りると
『なんだか心地よいなあ』と、通勤電車からの開放感も手伝って
少しだけ気持ちが前向きに切り替わりました。
自宅に戻りYシャツ姿のまま勢い良く支度を済ませ、あとは走り出すだけ。
数十km走って辿り着いた湖畔の神社でひと休憩。
水温はきっかり80℃で安定したまま、
CBR1000RRにとっても、ライダーにとっても実に爽快な道程でした。
翌日も仕事。
それでも80kmほどの距離をあっという間に走り、
道中の道の駅で最後の休憩です。
夜風で程よく冷えた体に、冷たいMAXコーヒーでしゃきっと致しました。
いやー、オートバイって本当にいいものですね♪
ストレスに負ける・・・なんて程苦労はしておりませんけれど、
ちょっと走るだけで充分にあしたへの活力となります。
何よりも、
オートバイで走っているときというのは、漫然としている瞬間がまずありませんので、
余計な事を何も考えずに攻めの意識だけにキモチが切り替わるのがよいです。
あるのは、自然と自分とバイクだけ。最高ですね(*゜ー゜) ♪
ばーにんはーっ!
「ライダーならば一度は観るべきだよ。」
バイクブーム黄金期に青春を謳歌された、
私の”オートバイの師匠”のうちの一人の方に言われたことを思い出します。
その方の年齢は丁度私よりひと回り上、といったところですが、
見た目はヤンキー(あの時代ですから)のようでありながら、
見かけによらずとても懐の深い人でした。
結婚を機にすっかり疎遠になってしまっていますが、
そういえば、子連れの女性と結婚されて今頃北海道だったかなあ。
そんなわけで、数日前にふと思い出し購入してみました。
【 汚れた英雄 】
いわずと知れた、日本のオートバイ映画の大傑作です。
最近では”水曜どうでしょう”の大泉さんが、
カブの旅で時々話題にされていますね。
当blogのをご覧の先輩読者様方には、
今更語ることも烏滸がましい感も御座いますが、
率直な感想などを列挙してみようかと思います。
・濡れ場はいらぬ。
なんと申しましょうか。昭和というか・・・^^;
あと記憶にあるのは、草刈正雄さんの尻ぐらいですね(笑
・「ばーにんはーっ!!」
この曲は0083のオープニングを思い出しますね。アツくて大好きです。
実際はRidingHighですけれど。どうもばーにんぐに聞こえていかんです。
・「晶夫ー!押しがけ!押しがけ!」
”押しがけ失敗する演技”って結構大変そうですね(笑
・『・・・YZRというよりTZじゃないのかしら?』
私の知っている時代のYZRは90年代後半~ですので、
どちらかというとクラッシックな部類のレーサーに映りました。
特に違和感があったのはフレームと足回りですが、
80年代初頭ですからこれが時代相応だったのかしらとも。
(因みに、上の写真の真ん中が1979年型YZRです。これに最も近い)
・当時のGPシーンは、観客とレースの距離感がとても近かったのだ。
まるでスペインのような、オートバイ熱に侵された熱い世界。
あんな時代が日本に存在していたとは俄に信じられませんでした。
・晶夫がリアカウルを蹴った時『ああFRPか、レーサーだもんなあ』
ペラッペラなんですよね、レーサーのカウルって。
・「地獄を見たかい?」
まさかそんな結末になるとは・・・。
以上が概ねの感想でした。
細かいことを言えば、今のGPと違って粗が目立つ時代でもありますが、
やはり理屈抜きにして良いですね2ST。
90年代後半からGPを見始めた若輩者が申すのも妙ですが、
「GPはこうでなくちゃ!」というのが率直な感想です。
電子化・先鋭化された現代のGPもテクノロジーとしての興味は尽きませんが、
なんと申しましょうか『熱いバカ』な感じがとても好印象でした。
・・・しかし濡れ場はいらんな(笑
ともあれ、俄然SUGOでツーリング走行(私なりに)がしたくなりました。
過去を美化するつもりはありませんが、
その時代、あの熱いオートバイの時代に生きたかったなあと感じました。
ところで、My革ツナギに体が全く入らないのですがどうしましょう。
それどころか、一度着たら脱ぐのに15分ぐらいかかるって(苦笑
死ぬかと思いましたよ。まずはコレをどうにかしないとなりませんな。
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