トルコ旅行記、3日目です♪
3日目は、アイワルクを出発し、クサダシへ向かいます。
途中、エフェソスという街で、遺跡と聖母マリアの家を見学。
昨日トロイ遺跡を見学したところなので、正直なところ、また遺跡かぁ!?
なんて思ってましたが、どっこい!
なんと写真を500枚以上撮る一日になるのでした!!
■ホテルでの朝食
昨夜泊った グランド ホテル テミゼル での朝食です。
トルコの主食であるパンは、さすがに種類が豊富♪
バケットパンの他、ちょっと固めでクッキーのようなパンって感じものもたくさんありました。
スープはヨーグルトベースで酸っぱかった。
日本でヨーグルトといえば、ブルガリアが有名だけど、発祥の地はトルコです!
ガイドさんが熱く語ってましたので、ちゃんと皆さんにも伝えておきましょう。
朝食を食べ終え、ふと窓の外を見るとキレイな朝焼けです♪
日本の朝焼けとはちゃいますなー。なんてたって、エーゲ海の朝焼けですぞ。(もうええか)
砂浜を散歩。
ちょっと冷えた空気を胸いっぱいに吸う。はぁ~、気持ちええ~
■車窓
トルコでは綿花栽培も盛んで、生産量は世界有数だそうです。
ボク達が着ている綿の服も、トルコの綿だったりして(冗談抜きで)。
トルコのパトカー。
日本の重厚なパトカーと違って、ライトな感じでいいね。
このツアーでは毎日ペットボトルの水を貰えるんです。
そんな水ばっかり飲んでられへんよなー、と言ってたんですが、
嫁さんが自宅から、ハイビスカスと緑茶のティーバッグを持参してくれてました。
トルコでジュースを買えばいいんですけど、ペットボトル入りが少ないのでこれは助かりましたよ。
ガイドさんがマイク持って、何かしゃべり始めたなーと思ったら、
城壁がありました。こんなのがちょこちょこあります。
トルコではチャイを飲む習慣があるんですが、
男性がチャイを飲みながらよく休憩されてます。
日本でもチャイの習慣を広めよう!(笑)
ちなみに女性は外でチャイ飲みながらおしゃべりはしないそうです。
トルコの女性は古風なんだそうです。
街路樹として、みかんの木がよく植えられてます。
でも、実はすっぱく、そのままでは食べないらしい。
日本の甘~い有田みかんなら取り合いになるだろうね!?
■昼食
幹線道路を外れて、草原のなかを大型バスでチョロチョロと進んでいくと、
かわいらしい1軒のレストランがありました。
ここではケバブが食べ放題です♪ このままかぶりつきたいわ。
こちらは焼き鳥のようです。イイ匂いをさせてましたが、なぜか出てきませんでした。
ケバブは旨かったです!
赤ワインが合いそうだけど、昼間からアルコールを飲む習慣はないので我慢我慢。
でも日頃の行いがいいので(きっぱり!)、
向かいの席に座ったおじいさんがボトルでワインを注文され、
ワインを少し頂きました。お肉にあってメッチャGOOOODでしたよ!
そのおじいさん曰く、
赤ワインはポリフェノールがたくさん入ってて健康にいいからたくさん飲みなさい!
とのこと。鹿児島から来られていたお医者さんでした。
お医者さんの言うことだからと真に受けて、ここ1週間はワインを飲んでます。(笑)
ちなみに、そのワインがとても美味しかったので、
銘柄をメモっておいて、後日休憩で寄った売店で購入しちゃいました。
なんと1リッターで20TL(=860円)。お安いです!
■聖母マリアの家
聖母マリアさんが晩年に過ごした家だそうです。
息子のイエスキリストの死後、マリアはヨハネとともにエフェソスに移り住んだと
されていました。その場所は不明だったのですが、1891年に尼僧アンナ・カテリーナが
訪れたこともないこの地のことを語りだし、発見されたそうです。
そんなことってあるんでしょうかねー、と思ったのですが、
資料とも一致しており、公式に聖母マリアの家として認定され、
ローマ法王がこの地でミサを執り行ったこともあるそうです。
中にはいると、空気が張り詰めていて神聖な感じがしました。
キリスト教徒じゃないけど、見よう見まねで胸の前で十字架をきり、お願い事をしてきました。
■エフェソス遺跡
エフェソスという街は、紀元前11世紀ごろにギリシャの都市として建設され、
ヘレニズム文化(どんな文化?)が栄えんですが、紀元前2世紀にローマの支配下に。
265年に、トーゴ人に侵入された以後は、廃れていったそうです。
オデオン。コンサートなどを行う音楽堂だそうです。
上まで登ってみました。 こんなところで音楽を聞くといいだろうなぁ~
装飾がかわいいね。 センスがいいな~。
ぶっとい柱。 スケールでかいね。圧倒されちゃいます。
市公会堂。かつてここに聖火が灯され、火は消えることがなかったという。
夜、風に揺れる聖火は幻想的だろうなぁと想いを巡らす。
ドミティアヌス神殿のポリオの泉。
勝利の女神ニケのレリーフ。
ちなみにナイキの社名の由来は、この女神からとったそうです。
素敵なデザインの装飾。 彫刻するの大変だろうな~。
2世紀のローマ皇帝ハドリアヌスに捧げられた神殿。 すごい贅沢な造り。
こんな家に住んでみたい、という発想自体浮かんでこないくらいすごいね。
手前のアーチには、女神ティケ。
奥の門には、怪物メドゥーサ。
公衆トイレ。 ちょっとすり減っているところをみると、実際に使ってたんだろうなぁ。
数千年も前から、この地域では洋式タイプなのね。 でも仕切りは欲しいなぁ(笑)
猫ちゃん。
セルシウスの図書館。 1万2000巻の書物が所蔵されていたそうです。
現代なら「豪華すぎるだろう!」てな批判がでそうだね。(笑)
ほんと、すごすぎやわ。 これが数千年も前に建てられたんやから、もう言葉が出ませんね。
大劇場。 演劇が行われたり、全市民の集会が行われたそうです。
こちらは大劇場の遠景。 でかい。 2万4000人も収容できたそうです。
いや~、すごい都市遺跡でした。
現代人のボク達が見ても驚きの連続。
見学していた1時間半もの間、ずっと「スゲー」「はぁ~」と言いながら写真をパチパチ。
当時の市民はどう見ていたんでしょうねぇ~。
■ホテル到着
この日はクサダシという街にある、「アダクレ」というホテルに宿泊。
クサダシはエーゲ海岸有数のリゾート地で、ヨーロッパから多くの人々が訪れる街だそうです。
そう言えば、前日のホテルは日本人だらけだったけど、このホテルは欧米人がたくさんいて、
外国に来たー、って実感が湧きましたわ。
この日も海側の部屋がいくつか貰えたそうでくじ引きになり、
ボクがくじを引いたんだけど、外れでした。日頃の行いがいいはずなんだけど。。。(泣)
ということで、部屋からは山側の景色のみ。
添乗員さん曰く、「海側だと夜は真っ暗だけど、山側は街並みの夜景が楽しめる」そうです。
ほぉー、と納得してしまった素直なボク。
リゾートホテルということで、たくさんの欧米人が日光浴を楽しまれてましたよ。
水着の女性がまぶしいぜ!
プライベートビーチがあるんですけど、
ビーチというより、崖といったほうがいいでしょう。
この日もエーゲ海に飛びこもうと、海パンに履き替えてビーチに行ったのですが、
波が高く、泳いでる人もあまりいなかったので、諦めました。
その代わり、ビールを飲みながら、海辺でゆっくり過ごすことができました。 う~ん、最高!
■夕食
この日の夕食も、ホテルでのバイキング。
食べてみたいと思えるものも多くあって、まずまずでしたよ。
この日はトルコの地酒"ラク"を飲んでみました。アルコール度数45度。
別名、ライオンのミルクと言われ、水で割ると白く濁るんですよ。 不思議だねー
ちょっとクセのある焼酎って感じ。少し甘いテーストで、癖になりそうな感じ。
お土産で買って帰ろうと思ったけど、重いので諦めたんですが、
帰国後やっぱり諦められずに通販で買っちゃいました。(^^ゞ
この日は遺跡観光だけだったのですが、充実した一日でした。
感動しすぎで消化しきれない感じ。 もうおなかいっぱいです。満腹ー
それでも、明日以降もまだまだ感動は続きます。
明日は、いよいよパムッカレの石灰棚です。
トルコ旅行記、4日目につづく。
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