いつも見に来てくれてありがとうございます。
先週(11/19)、甲州アルプスの小金沢山と牛奥ノ雁ヶ腹摺山に登ってきました♪
11/6に出場した甲州アルプスオートルートチャンレジのコース上にある山で、
小金沢山と牛奥ノ雁ヶ腹摺山は山梨県大月市が選定した秀麗富嶽十二景の1つです。
そこから見た絶景を嫁さんにも見てもらいたいと思い行ってきたのですが、
大会当日以上に快晴で、絶景の富士山を見ることが出来ました。
まだ他に書けていない山行レポがいくつかありますが、甲州アルプスつながりで先に書いちゃいます。
コースはこちら(↓)。
湯ノ沢峠から、黒岳 → 牛奥ノ雁ヶ腹摺山 → 小金沢山 をピストンするコース。
私の出場したリリールートの部は小金沢山から牛奥ノ雁ヶ腹摺山へ走り、そこから大菩薩湖の方面へ下りていきますが、
オートルートの部は牛奥ノ雁ヶ腹摺山から湯ノ沢峠へ抜けていくコース。なので私にとってもオートルートの部のコースを体験することになります。

高低図。2000m級の山歩きです。

くねくね道の林道を延々登り、最後はガタガタの舗装されていな林道で車酔い寸前でしたがなんとか湯ノ沢峠の駐車場に到着。
ここが湯ノ沢エイドになっていたようです。

気温はー2度。標高1654mだけあって寒いです。1000mで6度違うそうなので、平地より10度くらい寒い。

8時、登山スタート。
駐車場のすぐ近くにある避難小屋。こういうところに1回寝泊りしてみたいけどビビりなので無理げ。

最初は結構急登でヒーヒー言わされます。


40分ほど歩くと第1富士さーん! いきなり絶景でもう帰っていいんじゃない?!と思ってしまうレベル。
このあとどんどん富士山からは離れていく方向になるしね。

そうそう今日はASICSのトレランシューズを履いてきました。30日間返品OKというキャンペーンで購入。しかも実際に使っても返品OKという。
そんな太っ腹で大丈夫?と思ったけど、ランステーションとかでレンタルシューズとして活用するのかな。
そのシューズの実力を試すべく、この岩(↓)に足をかけて登ろうとしたところ見事に滑りました。
そのはずみで痛めていた右手をついて防御したのですが、激痛が走り悶絶。返品を決意したのでした。

白谷ノ丸に到着。


ここからの富士山も最高でした。オートルートの部はここも走るんですよね。いいなー。絶対出るぞー!と心に誓う。
ちなみにここは秀麗富嶽十二景にはなっていないんです。ここも加えて十三景にしてもいいんじゃない?と思うほど絶景でした。
白谷ノ丸という名前はあるけど、ピークとして認定されていないのかなー。

ズームアップ。九十九折りの登山道が見えますね。あっ、富士登山競走も出るぞー。
富士山の手前に見えるのは三ツ峠山。

白谷ノ丸からは南アルプスの山々も見えていました。
こちらは八ヶ岳。いいね。大きな山塊であることが分かります。

奥の方には中央アルプスの乗鞍岳も見えましたよ。また、穂高方面も見えているようです。

南アルプスの面々。甲斐駒ヶ岳、北岳などずらーっと3000m級が並んでいます。

ズームアップしてみると、




こちらは相模湾方面。太陽が海面に反射してオレンジ色になっているような。

その場にとどまりたくなるほどの絶景。20分ほど写真撮影していました。
次の黒岳まで急登が続きます。
ここは落葉樹エリアで葉が全て落ちており、ふかふかのトレイル。

黒岳付近はこのような(↓)松の木が多く、緑が濃く若干黒っぽく見えたんだけど、そこから黒岳って名前になったんだろうかと妄想。

10時5分、黒岳(1988m)に到着。

とりあえず三角点タッチ。特に眺望もないので先へ進みます。

写真(↓)では分かりにくいですが、左右が切れている細い尾根もあり慎重に進みます。

川胡桃沢ノ頭に到着。

ここからも富士山。
ここで休憩していたおじさんに「どこから来たの?」と聞かれたので、「東京からです」と答えたら、
「どこから登ってきたの?」と聞き直されました。そういう質問だったのね。

川胡桃沢ノ頭の手前で20分ほど休憩していたのでここはスルー。
広くて眺望のあるところで休憩したいと思うけど、休憩しようと思った時になかなかそういう場所に出会わないんですよね。
川胡桃沢ノ頭の手前で仕方なく登山道の脇で休憩していたんだけど、ここがあるの知っていたらここまで頑張ってきたのになー。
こういうの登山あるあるですよね?!
賽の河原。黒岳からここまで100mほど下ってまた登り返します。

肉眼でも仙丈ケ岳がよく見えるようになりました。

急登が続くがまだまだ元気。トレランの練習だ!ということで嫁さんが来るのを待つ間、行ったり来たりしておきました。

土があらされたような場所があり、熊が寝どこでも作っていたのか?と思ったけど獣臭などはなかったです。


13時42分、牛奥ノ雁ヶ腹摺山(1,990m)に到着。「うしおくのがんがはらすりやま」と読むのですが、日本で一番名前の長い山だそう。
この辺りには雁ヶ腹摺山とつく山が3つあり、それを区別するための”牛奥ノ”と付けたのでしょうね。


ここからの富士山も最高でした! 流石、秀麗富嶽の1つですね。

トレラン大会当日もスゲーと思ったけど、この日の方が天気も良く絶景。いい日に来ました。

ゆっくり休憩したかったですが、小金沢山まで頑張ることに。
この区間は先々週走っているんだけど、こんなところあったかなーと思いながら歩いていました。

11時57分、小金沢山(2,014m)に到着。


ここも秀麗富嶽十二景の1つ。牛奥ノ雁ヶ腹摺山とともに二番山頂として選定されています。


ここでは20分ほど休憩し、エネルギー補給しておきました。
これ(↓)珈琲ゼリーそのもので美味しゅうございました。。甘ったるい補給食が多いなかこういうのはいいですね。

この日のおやつはスイートポテト。

美味しく食べていると鹿の親子がやってきました。
周りにはお弁当を食べている登山者がたくさんいたのですが、おこぼれをもらえないかと近づいてきたみたい。
なんかすごい欲しそうな顔をしていました。誰かが食べ物をあげたことがあるんでしょうね。

小金沢山から少し下ったところでランチタイムにしました。
この絶景を見ながらのランチは贅沢。最高です。

熱湯でスープパスタを作って食べたほか、最近はハマっているセブンの厚焼き玉子も頂きました。

1時間ほどランチしながら絶景を堪能した後、下山開始。


牛奥ノ雁ヶ腹摺山まで戻ってきました。
写真右下は鍋焼きうどんを食べているパーティ。寒い季節はこういう温かい食べ物がいいですねー。

緑の色濃さで黒岳まで戻ってきたことが分かりました。

日中は7度くらいまで気温が上昇していましたが、日が傾き始めると気温が下がり始め、白い息が出るくらいにまで下がってきました。

白谷ノ丸。ガスが多くなってきましたが夕日と相まって朝とは違う表情を見ることができました。





16時18分、登山終了。
石和温泉のシャトレーゼホテルで汗を流し、晩ご飯を食べて帰ってきました。
少し前に甲府市へ旅ランした帰りに立ち寄って良かったので再訪です。

マグロのワイン煮。

お腹いっぱいでしたが、無料のアイスは今回も頂きました。

そうそう、下山途中に捻挫してしまいました。捻挫した瞬間、ブチッという音なのか、衝撃なのか分からないけど、そんな感触がありヤベーと思ったのですが、
あまり痛みもなく歩けたので大したことなかったと思っていたのですが、温泉に浸かったことで足首がぷくーッと腫れてしまいました。
これは保冷材で冷やしているところ。1週間経ちましたがまだ少し腫れている状態。温めてしまうとダメですね。とにかく冷やすのがいいそうです。

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