いつも見に来てくれてありがとうございます。
栃木県宇都宮市大谷町にある大谷石の採石場跡なのですが、山の中を下へ横へとずんずん掘り進んで
巨大な地下空間ができており、圧巻そのもの。
TV番組などで見て知っていましたが、実際に見に行って良かった!と思える場所でした。
東北道で宇都宮までは自宅から約120㎞。今まで北関東って遠いと思い込んでいましたが
120㎞というと甲府と同じくらい。意外と近いです。今後は北関東にも足を延ばしてみようかな。
どうせ行くなら1日遊び倒そうと思い、宇都宮に7時前に到着。
「 ペニーレイン 」という良さげなベーカリー屋さんがあったのでモーニングでも食べようと
7時の開店と同時に入ったのですが、モーニングは8時からでした。がっくり。
イートインコーナーで、モーニングだけでなく、購入したパンを食べることが出来ます。
空いていたので持参した本を読みながら1時間ほどゆっくりしました。
その後ちょいと時間をつぶした後、大谷資料館へ移動。
駐車場のあたりから奇岩だらけでワクワクが高鳴ります。
入口近くに採掘跡があり、迫力満点。左奥の採石跡なんてほど山をくりぬいちゃってます。山部分を残す意味あるのだろうか?と思っちゃいます。
こちら(↓)は自動販売機コーナー。石をくりぬいた空間を利用しており、雨がかからなくていいね!
これだけ見たら充分な気がして、もう帰ってもええわ。と思えるくらいでした。このときは。
こちら(↓)が大谷資料館の建物。なんだか小さいなという印象を受けたけど、
地下空間への入口だったのです。
まずは1階で受付。この受付カウンターも大谷石を使っています。ちょっとやりすぎ感がなくはない。せめて天板は木がいいな。
まずは1階にある展示室でお勉強です。
採石方法は水平方向に掘り進む方法と、垂直方向に進む2種類あるそうで、それらを組み合わせて縦横無尽に掘り進めていたそう。
こちらは採石する際に使う機械。機械化される前はもちろん手作業だったそう。
掘り出した石を運び出すのも重労働です。1つ150㎏ですって。
今の時代にこういう仕事を募集しても人が集まらないでしょうね。
でも歩荷さんとかいるから、やってやるぜ!という人もなかにはいるかな。
一通りお勉強したあとは、いよいよ地下へ降りていきます!
恐る恐る降りていくと、そこは巨大な地下空間でした。
すごい広さにビックリ。上から崩れてこないのか不安になるくらいがらーんとした空間でした。
昔は軍事工場としても使われていたそう。上空から見えませんからね。
広さは2万平米(間口150m×奥行140m)で高さは30mもあり、野球場が一つ入る広さだそう。
広い広いと思っていたけど、僕らが見たのはほんの一部で、
下の図のグレー部分だけが公開されているそう。
山の中にこんな巨大な空間があるなんて信じられません。
というか山のなか全体が石なんですね。それもびっくり。
ちょっとアートな感じの空間も。
大谷石を擁壁として使うなんてもったいない気もします。
壁一面が白くなっているところがあり、霜かな?と思いましたが(地下は結構寒い)、塩分が噴き出たものらしいです。へぇ~。
いちごとしいたけをゲット。いちごはその場で食べてしまいました。
平和観音
天狗の投げ石
長くなってしまったので一旦区切ります。
次回は宇都宮餃子と益子焼探訪の様子をレポートします。つづく。
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