星さんぞう異文化きまぐれ雑記帳

異文化に接しての雑感を気ままに、気まぐれに

ケロウナ便り(6) 異常気象

2006年05月29日 00時43分26秒 | Weblog

各地で梅雨入りが宣言されている日本。日本の梅雨が厭で逃げてきたはずのケロウナ。ところがこちらでも梅雨とは違いますが、連日降ったり止んだりの不順な天候が続いています。こちらの人は「異常気象」だと言っています。私の「雨男」ぶりがここでも立派に通用しているのでしょうか?

シアトルからバンクーバーにかけての太平洋沿岸は雨が多いことで知られていますが、砂漠性気候を謳うケロウナでは平年に比べて今年の雨量は異常に多いとのことです。尤も、他のアメリカ各地では雨が降っても傘をさす人は珍しいのですが、ケロウナでは傘をさしている人を多く見かけます。シャワーがいつ降るか分からないので準備しているということなのでしょう。こちらの雨は一日中ざんざん降りに続くのは珍しく、晴れては降り、降っては止んで青空と陽光がもどる、あっという間にまた黒い雲に覆われてざっと降り出すという、まさに「シャワー」の繰り返しなのです。

因みに、現在の天気予報は↓を見てください。
http://www.weatheroffice.ec.gc.ca/city/pages/bc-48_metric_e.html

初めから降っていればゴルフもあきらめるのですが、青空が出たからとスタートすると、途中で何度もシャワーに見舞われるという調子です。暑い日にはこのシャワーも捨てたものでなく、まさにシャワーを浴びたように気持ちよく、止めばすぐ乾燥してしまうので気にもなりませんが、気温の上がらない日は惨めなものです。

一昨日はシャワーではなくラウンド途中で雷雨となりました。気温も15℃前後と悪条件です。プレー中止の警報にしたがって中断して残り数ホールを歩いて家に帰り着いたときにはグッショリと濡れ鼠状態でした。疲れと冷えから風邪気味の症状が出たため、本日は風邪薬飲んで終日布団の中で完全休養日でした。健康のためにと始めた健康ゴルフも度が過ぎると不健康の源だということをまさに身をもって体験したことでした。本当にアホですね。

晴耕雨読ならぬ、「晴ゴルフ雨読」を生活の基本パターンとする私は、ここ数日の好天に調子に乗りすぎて突っ走り過ぎた感がありややバテ気味です。いい加減に一休みして身体を休めろとの天の声が恵みの雨を降らせて呉れたものと思っています。

アホはアホでも物事を前向きにとらえるポジティブなアホなんです、私は。