エレミヤ書1:4-5
『次のような主のことばが私にあった。
「わたしは、あなたを胎内に形造る前から、あなたを知り、あなたが腹から出る前から、あなたを聖別し、あなたを国々への預言者と定めていた。」』
エレミヤが預言者としての召命を神様から受ける場面です。
『涙の預言者』と呼ばれるエレミヤは、エルサレムの北に位置するアナトテ出身で、ユダの王ヨシヤの時代から最後の王であるゼデキヤ時代まで40年間預言をした預言者でした。
彼は生まれた時から神に選ばれ、民に神のさばきと回復に対する約束を伝えました。
エレミヤは主のことばを残すことなく伝えましたが、民は頑なでそのことばを受け入れませんでした。
エレミヤの苦悩がそこにありました。
自分の心境をこのように語りました。
エレミヤ書6:10-11
『私はだれに語りかけ、だれをさとして、聞かせようか。見よ。彼らの耳は閉じたままで、聞くこともできない。見よ。主のことばは、彼らにとって、そしりとなる。彼らはそれを喜ばない。』
このような苦しみの中にいながらも、エレミヤは主のことばを語り続けました。
ゼデキヤ王の時にはバビロニアに降伏しなければならないと伝えたことで反逆罪と言われ苦難を受けました。
エルサレムがバビロニアによって占領された後は、強制的にエジプトまで連れて行かれましたが、彼はそこでも預言をしました。
偽預言者は人間の考えを、まるで神のことばのように伝え、人々を惑わします。
平安がないのに平安を伝えます。
偽りを信じるように仕向けます。
本物であるかのように振る舞います。
しかし本物の預言者は主のことば以外は伝えません。
たとえ迫害を受けても主のことばだけを伝えます。
エレミヤは主のことばだけを伝えた本物の預言者でした。
【祈り】
主よ。主のことばによって迫害を受けても、伝え続けたエレミヤから今日も学びます。
【聖句をノートに書きましょう】
-従順-
- 詩篇119:168
- マタイの福音書7:21
- マタイの福音書12:50
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