ささかのブログ

雑多な思考整理のためにブログを活用中。
自分が生きやすくなればいいと思うけれど、教祖になるつもりはない。

給与と財務

2020-04-12 13:28:11 | Office
なぜ月給なのか?

本来的には年棒制でも構わない。

仮に、年間400万円の給与を一気に先払いして管理できるか?

ほとんどの人がそれで1年間生活できるほどの財務管理はできない。

一般的には、せいぜい月あたりの管理ができるぐらいでしょうね。


と考えると、宝くじで一億円当てたとして、年間500万円の収入だったとして、働かないで同等の生活を20年間できる計算になる。

計算上ではそうだけれど、実際はそうならないことも想像できる。


仮に、生まれた0才の子供に月1万円、18年分の小遣いとして200万円与えて、しっかり運用できるか?

これもほとんどできないとは想像できる。


あれば遣う。

その資産を直接的な収入になるように運用できるか?

本来ならば支出を上回る収入、つまり100%以上の収入がなければ収益は出ないのだけれど、それができているビジネスモデルはとても少ない。


ちなみに日本国の財政はずっと赤字です。
黒字にならない。

徴収した税金より支出が多いまま。

景気が良かったときも赤字です。


「金があればできる」
という人は、金があってもできない。

やりたいことのために金を作るのが本当にやる人。


弘法筆を選ばず

とも言うけれど、なんでもやってみる人はタダのゴミのような道具から使い始める。

最初からブランド物の新品は買い揃えない。

最初は失敗しやすく道具も壊しやすい。

壊しても構わないような安い道具を直しながら、技術を高めていく。

高い新品を使うと、壊すのが怖くて使わなくなってしまうしね。


新しいものを作るとか、新しい仕事をするとか、そのような損失を前提に始める必要があるわけで。

最初からきれいな仕事を始めようと思うのは、理想だけどまずできない。


大量の失敗や経験があれば、巨大な投資も生きる。

それによって仕入れた道具以上の成果を出せるから。


他には安い賃金でそれ以上の成果を得るような作業仕事をさせて、会社として利益を得る仕事。

これは結局それ以上の作業仕事はできないんですよ。

作業者側が管理側の想定を上回る仕事や倫理やポリシーを持つと、全くコントロールできなくなってしまう。


そのようなことはあまりにも世の中に多くて。
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欲望制限

2020-04-12 10:07:28 | Social
毎日のように迷惑メールが届く。

内容は性的なものか金銭的なものかのどちらか。

生き物として性的な欲求はあってしかるべしだし、自由経済の中では金銭欲求もないと生活資本ができない。

その欲求のみを渇望すると、簡単に利用されるし悪事にも使われる。

キリスト教などでは性欲はかなり制限される項目だけれど、「ないもの」として扱うと認識が歪む。

生き物として性欲はあるものだから。


とある経営者が、理想の従業員として、単純な欲求を言葉にして表に出す人を挙げていた。

社会を良くしたいとかいう夢は、漠然としてわからないとのこと。

経営者として単純な欲求で動く人間はコントロールしやすいということなのでしょうね。

目の前の単純欲求を満たすことにのみ集中すると、社会的な悪事や自らの立場を危うくすることに気づけなくなるのですが、そういった観点はなさそうです。

そのような人のもとで働くリスクは回避しますが。


人がどのような欲で動いているか?

その前提は当人がどのような欲求をもとに行動選択しているかを如実に表す。

「儲かるんだから余計なことは考えずにやれ」
という人は、その他の価値観で最悪の行動選択を行っているという考えそのものがないので最大警戒します。


さて、そろそろ起きるかな。
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