他人がやっているAmong Usを見ているぶんには楽しくていいのですが。
詐欺師・ペテン師(Imposter)になると、結構しんどいことは知っているので、あまり積極的にはやらないと思う。
一度嘘をつき始めると、全てに整合をとらないと矛盾が発生するので、大変なんですよ。
他の正しいところまで認識が歪んでしまう。
全ての論理に整合をもたせるのがものすごく大変なのに、そこにさらに嘘の情報の論理にまで整合を取るのは大変なことなんですよ。
その苦労も知っているし、無意識にimposterになっている人もいるので、そういった情報から身を守ることだけでも大変なことで。
ところで。
古くはポケットベルで数字だけで意思を伝えたり、携帯電話の機能を使いこなすのは若い女性というイメージがあります。
そもそもうわさ話や評判レベルの情報は、女性コミュニケーションの中で電光石火に広がったりしているので、人コミュニケーションに関しては女性に一日の長がある感じです。
女性云々に限らず、基礎原理から根本的に理解できないときなどは、他人が考えたことやもっともらしい情報に従うことで、団体行動するという選択肢もあるわけです。
それが実は意図せずに発されたデマであるとか、意図して集団を動かすために発されたデマである可能性もあるのですが。
以前介護職員初任者研修を受けている際に、ホームページの情報は信用してはならないということを講師が言っていたわけです。
インターネット初期からホームページ作成を行っていたし、印刷物のデザインもやっていた経験からすればそれはあまりにも当然のことで、ホームページに乗せる情報に法的な制限はないし、個人単位で文章を考えて載せることはできるのです。
載せている情報が正しいのかどうかを公平な立場で厳密に制限しているわけではない。
SNSの情報もそうだし、このブログの内容だって個人的な認識なので、中立の立場で厳密に審査すれば嘘も存在する。
本当に正しい情報は、自分で体感して学んでしっかり判断するしかない。
従って実体験として、
「ホームページの情報は、あてにならない」
と言ったところ、
「じゃあ何を信じたらいいの!?」
と他の女性からキレ気味に被せられたのだけど、まぁそれを信用して自分がドツボにはまってもそれはそれで自己責任なのでそれ以上はどうも言わないですよ。
自分で思考して自分で責任を持って決断できる人や環境は、あまり多くないことも知っているのです。
そのような自立した人は、集団心理に流されずに自分の意思で考えて行動する。
他人や大勢が何を考えてどう動いたとしても、自分の頭で考えて意思決定する。
そのような人が、特に考えることのない、なんとなく流されている集団に入ると、とんでもなく苦労することになる。
そういった集団の特徴は、
とても細かいところまでルールや制限が多く、個人的な思考が尊重されない
他人の顔色を常に意識して行動する必要がある
明らかに間違っていることでも、和を大切にして文句を言わない
といった、日本では当たり前に存在する社会の典型でもある。
各個人の自主性や多様性が尊重される場合、個人の趣味や美意識やセンスに立ち入ることはしないのですよ。
そのあたり、立ち入ることが親しいことのように勘違いしている人もいますけれど、個人を尊重するならやらないことです。
日本人は批判することをしない文化でもあるのですが、大多数に迎合する文化ですから仕方ないところでもある。
集団でImposterになっている場合、その間違いに気付くことができない。
つまり、流されて嘘をついている場合があるので、それを修正するために文章化して、本当に自分の思考が正しいのか確認するためにブログを書いているのですよ。
だから自分の思考全てが正しいとも思ってもいないけれど、完全に間違っているとも思わない。
程度の問題なんですよ。
すべてを知ることはできないのだし。