COVID-19(新型コロナウイルス)は2019年9月にはイタリアで発生していた。
中国武漢市の海鮮市場から発生したとされているCOVID-19だけど、武漢市での発生は初期のクラスターであった可能性もある。
武漢市は世界的に企業が進出している工業都市でもあってですね。
日本人が多く出張していたのは、中国生産工場が武漢にあったためでもある。
少なくともイタリアミラノで2019年夏にCOVID-19が発生していたとなると、その起源は武漢ではなく、イタリアか、もしくは他の地域であった可能性も高まってくる。
100年ほど前に流行した「スペインかぜ」も、当初スペインで発生したとされたためその名前がついたのだけど、後に違う場所がスペイン以前の発生源だったとわかる。
「武漢ウイルス」「中国ウイルス」と呼ぶ人もいるようだけど、「アメリカウイルス」や「日本ウイルス」の可能性もあるわけで、自分たちや自分たちが住む地域がそう呼ばれないためにもSARS-CoV-2、COVID-19と名付けたWHOには先見性があります。
明確な発生源がわからない段階で名前をつけなければならない状況では、仕方ない対応であるとも言えるわけですが。
創作での「バイオハザード」などのウイルス感染や、「風の谷のナウシカ」で、瘴気や胞子を防ぐためにマスクをつける生活が当たり前になるとか、信じられなかったことでもあります。
人の歴史上、細菌感染のペストによる黒死病や、ウイルスなどの目に見えない原因の感染症が存在することはわかっていて、それが恐怖であることは実感としても創作物からも読み取れる。
顕微鏡や電子顕微鏡を使ってやっと見えるサイズの病原体なのだけど、人の体には千種以上、数百兆個の常在菌がいるわけで、その中から特定の菌やウイルスだけを抽出して、その存在を確認するのは至難の技だとわかる。
細菌とウイルスは、自己増殖できるかできないかの差はあるのだけど。
PCR検査で疑陽性・偽陰性が存在するのはそのためでもあり、素人が扱った生体や分泌物サンプルに他人のサンプルが混入することもあるわけで、そういった意味では自分で採取したサンプルを送って検査した結果にどれだけの信頼性があるかは疑問。
検便にペットのフンを採取して提出する人もいるのだから。
今後COVID-19の正体が次々と明らかになっていくのでしょうけれど、仕事での問題がイタリアで起こっていることもあり、一度イタリアに行ったら戻ってこれなくなる可能性もあるなとは想定する。
日本で将来がわかりきったドツボにハマるよりかは、将来が良くなるか悪くなるか予測できない新天地で挑戦したほうが面白いとは思うんですけどね。
どうなることやらね。