ふくいんちょのつぶやき

山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長Kazuyoshiの
日常を通してのつぶやき

ないってこともある

2011-12-12 07:09:14 | 親知らず
  意外と知らないことかもしれませんが、親知らずは誰もがみんなあるわけではありません。
  親知らずがある人もいれば、親知らずがもともと無い人もいます。

  


  親知らずの歯胚(歯の卵みたいなものとでもいいましょうか)がつくられ始めるのは個人差
  はありますが生後3~4年の頃。意外とそんな時期からつくられていることにびっくりかと
  思います。これが月日をかけて歯の形になっていくわけです。歯の頭の部分が出来てくる
  のが12~16歳のころ。この時はまだ顎の中です。そしていよいよ口の中へ萌えてくるのは
  20歳前後からとなってくるのです。顎の大きさによって親知らずが萌えてくる人もいれば
  萌える場所が足りずに斜めに生えてきたり、横になって埋まったままだったりと様々です。
  
  レントゲンをとる機会があった時などに第2大臼歯の後ろあたりに歯胚があるかどうかみ
  てみましょう。中高生くらいの頃だと第2大臼歯の後ろに見えるはずです。ただし元々
  親知らずが存在しないこともあります。何も写ってなかったらもともとないということです。
  

  山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。 
コメント
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