先日東京電力から電話があった。
原発による避難を強いられている人たちは今までの生活スタイルに急激な変化が起こるわけだから
今まで気にかけていたことに気をかけることができなくなって当然と思う。
生きていれば誰にでもあるはずの当たり前の日常、
仕事、友人、恋愛、結婚、子育て、受験、離婚、介護、
考えたくもないが大切な誰かの死・・・
そういうところで誰もが少なからずストレスを受けて生きている。
またストレスがあるから生きているとも言える。
生活環境、その変化が口腔内環境を悪化させ、むし歯や歯周病を増悪させることはよくある。
定期的に口腔内のチェックに来院していた方がしばらく来院されなくなって
久しぶりに来院されたら以前の口腔内とは別人になっている・・・なんてことは少なくない。
話を聞いてみるとやはり生活になんらかの変化がある。
それが非日常的といえる原発の事故で生活環境が激変したのだから
放射線の影響でなくても身体に影響は起こりうると思うし、
口腔内はケアが必要な部位だからなおさらそうだろうと思うのです。
山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。