結構前に知り合い数人のブログにアップされているのをみて面白そうだと思って買っていた本。
ある日、テーブルの上に置いてあったのをみた親父が
「それ、面白いよ!貸してやる!」と言うので
いや、これ「俺のだよ?」と言ったら、
親父が「いや、俺のだ!」と言うので、わけわからなくなったのですが、
なんのことはない、親父も同じ本を買って読んでいたのでした。
なかなか読む時間を作れなかったのですが、先日ようやく読むことが出来ました。
私も祖父から戦地に行っていたこと、また祖父が父に話していた戦争のことを
父から耳にしたことはありますが恥ずかしい話ですがどこか別世界のことと思って聞いていました。
フィクションではありますがノンフィクションのようなこの作品。特攻隊員の心情が恐ろしく伝わってきますし、
どこか今の日本と重なっている部分もみえる気がします。
日本が戦争をしていたことを再認識させてくれ、深い興味を持たせてくれたこの作品に感謝です。
山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。