ふくいんちょのつぶやき

山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長Kazuyoshiの
日常を通してのつぶやき

矯正治療とライフステージとのタイミング

2013-12-17 08:15:07 | 歯科医師の矯正日記

矯正治療を始めるにはタイミングがあると思う。自分の場合は矯正を始める機会が2回。

1度目は盛岡で勤務してたとき。25歳のとき。でもこの時はあまり乗り気ではなく・・・

2度目は一昨年、ある勉強会を受けた35歳のとき。

これは自分もやった方がいいと感じた。実際始めたのは今年の5月だったかな。37歳になってた。
先月の同窓会ではいまさら始めたの?(笑)って言われたけど遅くはないかなと思う。 

矯正治療。短期間で終わるわけではない。
また長期にわたり口の中に装置をつけるのだから口腔内の衛生状態を保つ必要がある。

それだけにライフステージとタイミングが大切だと思う。

小学生 中高生 成人してから・・・といつから始めるかは歯科医師の考え方や症例により異なるけど

始めるにあたり大事なのは自分のモチベーションと周囲の環境。

小学生くらいなら親の管理下にあるから
しっかりとした家庭での協力・口腔内管理ができれば問題ないと思う。
あとは本人が何のために矯正治療するのかを納得できるかどうか。

中高生となってくると部活、勉強、という学生生活。
そして思春期という時期に月に一度の来院と口腔内環境の管理は難しい。
本人の矯正治療のモチベーションの高さも左右すると思う。
親に言われたから・・・と自分自身の意思がなく始めてしまうと上手くいかない。

成人してからも社会生活を送るなかでの月に一度の来院はなかなかに大変だし、
職種の変更や遠方への転勤など考えられる場合もある。
女性であれば結婚、妊娠、出産、というライフイベントがあると
矯正治療をするタイミングが難しいと思う。

育児中に矯正治療するのもなかなか難しい。

自分の時間をとるのが難しくなるし子供も大きくなれば自分以外にお金もかかる時期になる。

子育てが終われば自分の時間も持てそうだが介護の問題も出てこないとは言えなくもない。

そう考えると矯正治療を始める一番のタイミングって難しいですね。


山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。



コメント (2)
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