
2015年に経過観察にしていた右上6番の咬合面の初期むし歯。
このぐらいのむし歯であれば、口腔内の清掃状態を良好に保っていくことで
削らずともこのまま推移することがあります。

その2年後の右上6番。
特に変化なしですので、経過観察です。 そのうしろから出てきた右上7番も初期むし歯ですが観察です。
生活環境や習慣の変化によって口腔内の状況が変化すると
むし歯が進行していくこともあるので、年に数回確認します。
もし、これ以上の進行が認められれば、切削することもありますけど、
なるべくなら削らないほうがいい。
もし、2年前に削ってたら、こうはなってないと思います。
歯科医院はむし歯の治療のために削ることも抜くこともあるけれど、
削らずに見守っていくところでもある。
山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。