いつもの職場の教養から引用です。
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Fさんは書道の先生をしています。指導の度に、生徒に手本を書いてきましたが、
生徒はただ手本を真似して、惰性で書いているだけのように見えました。
もっと真剣に学んでもらうにはどうしたらよいか、と考えるうちに、
Fさんは、自分自身もマンネリになっていることに気がついたのです。
<指導者として、もっとよい手本を書かなければ>と意気込みを新たにしたFさん。
これまでもまじめに手本書きをしていたつもりでしたが、
次こそは一番良い手本を書こうと思うと、毎回気が引き締まります。
そしてこの精神は手本書きに限らず、自分が携わる一つひとつの仕事、起居動作すべてに
応用できると思うと、何だか嬉しくなりました。
喜劇王チャップリンは、晩年に至るまで「あなたの最高傑作は?」と聞かれると、
いつも「ネクストワン(次回作さ)」と答えていたそうです。
仕事においても現状で満足せず、常に「次回が最高傑作」との意気込みで、
自己を磨き続けたいものです。
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多くの歯科医師とお話をする機会がありますが、
自分の知っている範囲ではみなさんがまさに「ネクストワン」を求めた治療を心がけていますね。
常に自分の最高を出そうとする姿勢。
大切ですね。
山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。