ささの子通信

温泉、人形遣い、ソフトバレー、育ジイ、B級グルメ?

あつぎひがし座

2012-06-18 | 人形遣い
第38回自主公演。
厚木文化会館にて。

1時半開演。
会場はほぼ満席。
まずは厚木市の教育長の挨拶。
去年も思ったけど話の上手な人だ。
今年は瀬戸内寂聴さんの本の中から引用して

震災で被害を受けた人達の心を支えたのは歌であり地域に残る伝統芸能であった。
伝統文化を大事にできない街は衰退する

と言った。
どこかのでっかい市の長には理解できないだろうな~


まずは高校生の二人三番叟。
練習期間が短いせいか足遣いがもうひとつ。
後半はgood

そして傾城阿波鳴門の巡礼歌の段。
もうひと頑張りっ
三味線の鶴澤三寿々さんの音は睡眠薬~記憶が途切れ途切れ

休憩をはさんで大人が遣う、菅原伝授手習鏡 寺子屋の段。
子供の首をハネる怖い話。
遣い、丁寧で上手い。
さすがっ
前半の大夫は竹本駒之助先生。
すごい熱演。
後半はお世話になってる土佐子先生が大夫。

感動した。

ツメ人形も沢山出て座員が多くないとできない演目だ。


夜は人形保存会の総会。
赤字決算
今期は赤字も埋めなくちゃ…

駅から近い練習場を借りる計画は休止となった。
手を差し伸べてくれる人が居れば足を引っ張る人も居る。
昔ながらの屋号が残る地区。
なんだかな~が多い町である。