笛吹市八代町米倉の人形の稽古を見てきました。
鉾衝神社の奉納のための三番叟ですので物語に沿って遣う追分人形とは違います。
ここにも絶やしてはいけない伝統芸能があります。
子供たち向けの体験会のニュースを見た際に今日のワークショップ(練習)を知りました。
ネットで検索。サンニチの記事に代表の携帯番号があり市外からの見学可能を確認しました。
孫を連れて遊びに行った八代ふるさと公園。
近くの橋の欄干に三番叟が彫られています。それを見、公園内の建物内に飾られた写真を見てずっと興味を持っていました。追分に参加したころは右左口人形もありました。第三の人形を知り、笹子川清掃の企画担当者が遣手、さらに記事を見て、もう見に行くしかないと思っていました。
で、見学に来たのは自分ひとり 現実の厳しさを改めて実感。
米倉人形三番叟は、追分人形と同じく1体を3人が操作する人形3体が登場する伝統的な人形劇。江戸中期から地域に伝わっていましたが明治末に一度途絶える。
1990年に80年ぶりに復活。以後、米倉人形芝居保存会が、毎年11月3日に地元の鉾衝(ほこつき)神社で上演しています。
千歳の舞
長寿を願って舞います。
舞台を清める役目もあるそうです。
長寿を願って舞います。
舞台を清める役目もあるそうです。
翁の舞
本番は白い面を被って天下泰平を願って舞います。
本番は白い面を被って天下泰平を願って舞います。
三番叟
豊作を祈って舞います。
かしらは目と口が動きます。
豊作を祈って舞います。
かしらは目と口が動きます。
三番叟 鈴の舞
黒いお面を被って種まきの動作を交えて鈴の舞を舞います。
人形の動きは激しくなります。
黒いお面を被って種まきの動作を交えて鈴の舞を舞います。
人形の動きは激しくなります。
三番叟の動きのダイナミックさに驚きつつ、カッコイイと思いました。
主遣いは20代の頃に参加して30年以上の経験者だそうです。
さすがです。足遣いも、大きな動作でびっくりです。
鼓と横笛、謡に合わせての舞。どこでふりを変えるのか、数えているようです。
今度伺ったときに詳しく聞いてみたいと思います。追分でも三味線だけの部分は難しいです。
持たせていただきました。
人形は追分と同じです。重さも同じくらい。
それをあんなにダイナミックに遣えるとは、あらためてスゴイと思いました。
30周年記念誌をいただきました。
平成元年、追分の4代目座長が指導に来ていることを知りビックリ
こちらも高齢化が悩みだそうです。
つなぐことは難しい。絶やすことは簡単。
米倉人形芝居保存会は会員募集中です。
笹子追分人形保存会西川一座も座員を募集中です。
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