さしこうスタッフブログ

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木の勉強 タモ編

2007年03月01日 | 本店

タモ

漢字は木ヘンに佛と書くのだが、詳しい由来はわからない。

(知っている人いれば教えて下さい。)

モクセイ科  トネリコ属  落葉広葉樹

高さ  20~30m

胸高直径 80~100cm

北海道の代表的な樹木。一般にタモと呼ばれるものは、ヤチダモを指すことが多い。

ヤチは「谷地」で沢沿いに生えることによる。

年輪の境界に大きな道管が帯状に配列して、環状になっているため

年輪がはっきりして、木目が美しい。

 

●分布・産地

国内では北海道や本州北・中部、海外では朝鮮・中国・シベリア、サハリンに分布。

 

●用途

家具、器具、合板、内部装飾などがある。

ヤチダモとシオジは家具、合板用材として代表的なものである。

アオダモは野球バットなどが知られている。かつて木製のテニスラケットが

全盛の時期には、この類の木材がほとんど全てに使われていた。

野球のバットの木として有名である。2001年に完成した札幌ドームでの

プロ野球オールスター第3戦の前、松井選手など参加選手が植樹している。

重硬なため強靱で弾力性に富み、強度もあるが、加工がやや難しい材質。

日本ではアオタモが主流。粘りがある木なので、しなりを利用して打つ。

耐久性もある。アメリカではホワイトアッシュやメープルが主流で、

メープルは表面がとても堅いので反発力がある。

さいこうに現在展示しているタモの家具は、

Tamo1

Tamo2

Tamo3

Tamo5

   

   

   

   

 

 

タモは北海道を代表する木で、寒さにも耐えて少しづつ成長するため、

美しく強い。オイル仕上げにすると、よりいっそう綺麗な木目が出るので、

ぜひ実物を見ていただきたい。  

 

                            masa

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