ゴールデンウィークも、残すところあと2日となりました。
さしこうの前の道路の交通量も、ふだんと比べるとかなり多いです。
新緑に誘われ、疲れた心と身体を癒しに自然の中へ…
加茂も阿波も日に日に緑が鮮やかになり、とても良い季節になりました。
今年は”美作スローライフ列車”のイベントもあり、昔懐かしい駅舎と電車と
のどかな風景をカメラに納めようとされる方々や鉄道マニアの方々の姿も
たくさん見えました。
人が集まると町が活気づいて、いいですね。
温泉でのんびりされた方、ねらい通りの写真が撮れた方も撮れなかった方も
充実した時を過ごされた事でしょう…
行きに帰りに…さしこうへ寄って下さった皆様、ありがとうございます。
新しい出会い、再びの出会いに、心より感謝いたします。
今日は、
「大栗道榮和尚のココロ塾ー1 極楽往生できる人 できない人」
という本を紹介します。
著者である、大栗 道榮氏は 代々木八幡大日寺住職
高野山真言宗大僧正
高野山本山布教師
心の修業塾塾長
日本文芸家協会会員
などなどの肩書をもっておられる方です。
僧侶の指導にあたるほか、仏教を生活に活かす道を一般向けに説いて
おられるそうです。
和尚のお寺には、何かの縁で出会った方々が相談に来られます。
坊主という立場でお話しながらも、和尚はかえってこうした人々から
多くのことを学ばせてもらっているそうです。
この本は、そうした和尚の日記ともいえるもので、気のいい人たちと
語り合った記録でもあるようです。日頃、何気なく思っている素朴な
疑問が解決し、生きかた 死にかた、を考えさせ、教えてくれる本だと
思います。
知っているのと、知らないのでは気づく事にも大きな差がでます。
”心ここにあらざれば、見れども見えず、聞けども聞こえず、食らえども
その味をしらず”
「上の空」では、せっかく素敵な人と出会えても、何も感じることが
できませんものね。
読みやすくて、一気に読める本でした。
”極楽往生”できるよう、心の目や耳をしっかり開いて、感じて生き
ましょう…
てんねん