今日は「クイーン」の曲を紹介します。
クイーンの曲はドラマの主題歌やCMソングに、とても沢山使われていますね。
クイーンを知らない世代の方は、クイーンの曲とは知らずに聴いて覚えている人が
とっても多いんじゃないでしょうか。
ペプシのCMでコロシアムに響き渡る「ウィル・ユー・ロック・ユー」、
この曲はスポーツ番組の定番です。
梨花や岡村が踊りまくるキリンの「ドント・ストップ・ミー・ナウ」、
この曲はダイハツ・ムーヴやノエビア化粧品にも使われました。
三井不動産の「サムバディー・トゥ・ラヴ」、
トヨタ・プロムナードの「ボヘミアン・ラプソディ」、
NTTの「マイ・ベスト・フレンド」、
キムタクが主演した「プライド」の主題歌「アイ・ワズ・ボーン・トゥー・ラヴ・ユー」と、
その番組に、とっても効果的に使われた挿入歌「トゥー・マッチ・ラヴ・キル・ユー」
(この曲が最高にGood)、
格闘技番組の最後に必ずと言っていいほど流れる「ウィー・アー・ザ・チャンピォン」・・・
と、あげれば限りがないほど耳馴染みの曲がいっぱいです。
その数ある曲の中で、土曜の一曲で紹介したい曲は、
『 ボヘミアン・ラプソディ 』 1975年 です。
私にとってクイーンいえば、なんと言ってもこの曲ですね。
6分あまりの長い曲で、当時のラジオリクエストでは、残念ながらいつも途中で
フェードアウトされていましたよ。
母親に捧げる子守唄として作ったといわれるこの曲は構成が実に面白く、
オペラを観ているような気分になります。(観たことはありませんが)
初めて聴いた時は衝撃的で、ほんとうに鳥肌がたちました。
この曲は2002年、ギネス社のアンケートの結果、「英国史上最高の曲」で、
ジョン・レノンの「イマジン」、ビートルズの「ヘイ・ジュード」を抑えて
フレディー・マーキュリーの、楽器の様な完璧な声。
壮大なスケールで神秘的に歌い上げる彼の甘い歌声は、
オペラ歌手にも引けを取らない
4オクターブの声域があるとか・・・。
ハーモニーの美しさ、変幻自在のメロディーは
クイーンの魅力そのものです。
70年~80年代にトップバンドとして世界に君臨しましたが、
1991年にボーカルのフレディー・マーキュリーがエイズの感染を公表し、
その次の日にカリニ肺炎により、帰らぬ人となりました。
英国EMIは彼の死を悼み、メモリアル・シングルとして「ボヘミアン・ラプソディ」を
再発売しました。全英チャート5週連続1位となり、その収益金100万ポンド
すべてをエイズ救済活動に寄付したとのことです。
彼の死後、クイーンは伝説のグループとなってしまいました。
偉大な人はなぜ、こんなに早く逝ってしまうのでしょうね。
でも素晴らしいものを、しっかりと私達に残してくれましたよ。
アップルくん