真夏日のようなGWが過ぎ、今日は一変。
北風吹き荒れる台風のような天気となりました。
久し振りの雨に草木は喜んでいるでしょう。
さて、来月のさしこう本店でのイベントが決定致しました。
銘木 「屋久杉」展
6月23日(土)~7月1日(日)
屋久島が生んだ世界に誇る貴重な存在である屋久杉。
伝統工芸師が一品ずつ心を込めて仕上げております。
是非この機会にご覧下さいませ。
*屋久杉について*
1993年に世界遺産に登録された屋久島は、樹齢7200年といわれる
縄文杉をはじめとする屋久杉でも有名な自然遺産の島です。
この島の気候は、実に亜熱帯から亜寒帯までが含まれ、
九州から北海道の気候が一つの島で見られるということになります。
一般に樹齢が300年ほどと言われている杉が、
2000年、3000年もの長寿の杉になるのは、
年間4,000mmから10,000mmもの多雨に恵まれている屋久島の
特殊な自然環境と、屋久杉の樹脂の特性が起因しています。
屋久島の土台は花崗岩で栄養分が少なく、
杉の生長が他の地域に比べ遅くなります。
すると、年輪の幅が緻密になり材は硬くなります。
そうなることで樹脂道に普通の杉の約6倍ともいわれる樹脂がたまります。
この樹脂には防腐・抗菌・防虫効果があるため、
屋久杉は長い年月の間不朽せずに生き続けられるのです。
通称、樹齢1000年以上の杉だけを屋久杉と言い、
1000年以下を小杉、植林の杉を地杉と区別しています。
(世界遺産を見よう!!世界自然遺産屋久島 より抜粋)
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