最近、少し動いただけで体が汗ばんでしまい、多汗症の私にとっては、
「嫌な夏」・「怖い夏」の足音が聞こえはじめ、恐怖を感じているこのごろです。
本当に、暑さと辛さには体が、必要以上に反応してしまい、
汗まみれ そのもの状態になってしまう私アップルくんです。
そんな日の夕方は海辺のドックにでも座り込んで、
寄せては返す涼しい波音でも聴きながら、海をながめ、
よーく冷やしたビールでも飲んでいたいですね。
今日は渋―い一曲を紹介をします。オーティス・レディングの
『 ドック・オブ・ベイ 』 1968年 です。
60年代後半から70年代前半にかけて、リズム&ブルースが全盛期でした。
その中でもひと際光っていたのがこの曲「ドッグ・オブ・ベイ」です。
「オーティス・レディング」
そして最も偉大な曲、それは「ドック・オブ・ベイ」だと
私は思っています。
不幸な飛行機事故により、わずか26歳という短い生涯の中で、
そしてわずか5年という短い歌手生活の中で「人間の魂」を歌い続けた「オーティス」、
彼が遺した功績は計り知れず、さまざまなジャンルのアーティストに
大きな影響を与えつづけています。
彼以上のシンガーは未だにあらわれていません。
「ドック・オブ・ベイ」
誰もが耳にしたことがあるでしょう永遠の名曲「ドック・オブ・ベイ」は
死の3日前にレコーディングされたそうです。
ですから彼は、残念ながらこの曲の大ヒットを知らずに逝ってしまったのですね。
さびしそうにカモメが鳴き、ギターも泣きます。
語りかけるようにオーティスが歌い、
訴えるようにオーティスが声をしぼります。
最後は印象的な口笛でフェード・アウト。
哀愁感じる名曲だと思います。
本物の"ソウル"を堪能したければ「ドック・オブ・ベイ」をじっくりと聴いてください。
26歳でこれ程の歌が歌えたという事に驚かされます。
アップルくん