70年代、アメリカの心を歌うシンガー 「ジャクソン・ブラウン」
私の大好きなシンガー・ソングライターです。
人生の生きる意味を歌った彼の音楽は、文学性、精神性の高い歌詞が
リンダ・ロンシュタッドやバーズ、イーグルス等に曲を提供し
西海岸を代表するアーチストになりました。
尾崎豊、浜田省吾が尊敬し、多大な影響を受けたという事は
結構有名です。
76年に妻の自殺という悲劇をのり越えて、リリースしたこのアルバム。
最も悲しく苦しい時に、つくりあげたこのアルバム、「プリテンダー」は
彼自身の最高傑作であり、私自身も最も大切にしているアルバムの一枚です。
ロック史上に残る名盤といえるアルバムです。
悲しみや苦しみに出合った時、心の闇に一筋の光を差し込んでくれる・・・
彼の歌詞には、そんな優しいメッセージがあります。
今日の一曲は、そのアルバムの中の最後の曲
『 プリテンダー 』 1976年 です。
勇気、孤独感、そして優しさを書き上げ、
それを自分自身に歌いかけているようです。
聴いているものは、その姿勢に共感し、悲しみさえ感じられます。
「プリテンダー」とは、たぶん彼自身のことでしょう。
じっくりと深く聴いてください。何回聴いても、本当に素晴らしい名曲です。
聴いていない方は是非聴いてみてください。
アップルくん