大好評 開催中の 「現品市」 も
いよいよ、本日 最終日となりました。
ご来店いただいた皆様、ありがとうございました。
以前から 読んでみたかった 本 「ホタル 帰る」
やっと読みました。
話題の映画 「俺は 君のためにこそ 死にに行く」 の
モデルとなった、感動の実話。
鹿児島県知覧町 終戦間際の 昭和二十年 特攻隊として、
知覧飛行場から 飛び立って行った 二十歳前後の若者たち、
彼らが 母として 慕っていた 富屋食堂の 鳥浜 トメさんと
その 若者たちの感動の物語。
特攻隊として 飛び立つ前日の夜 みんな トメさんに会いに
富屋食堂に行き 夕食をとり 最後の手紙を書いていた・・・・・・
その中の一人の話
飛び立つ 前日の夜 冨屋食堂を訪れ
「明日 俺は 特攻隊として飛び立つけど、明日の夜 ホタルとなって この
冨屋食堂に帰ってくるから、その時は みんなで同期の桜を歌ってよ 」
と言って 次の日 飛び立った青年 宮川さん、
その日の夜 冨屋食堂のわずかに開いた表戸の隙間から
大きな源治ボタルが入ってきた、
それを見た トメさんと 一緒にいたみんなで、「宮川さんが帰ってきた」
と言って 涙でくしゃくしゃになりながら
同期の桜を歌った、 と言うのは 有名な話です。
その他 いろんな実話とその後のエピソード満載、
戦争を知らない 平和な時代に生まれた 私達、
その時の ギセイになった みなさんのお陰で 今の平和があることも
忘れては いけない、
そして 二度とこのような 悲惨な 戦争を起こしてはいけない。
改めて、そんな気持ちにさせられた一冊でした。
近々 ぜひ 映画も観にいきたい と思っています。
時代おくれの男