今年の異常な猛暑には、ただ驚きですね。
さしこうの店の前にある温度計が40度を示していたらしいです。
昨日は店の二階のエアコンもあまり効きませんでした。
土曜の一曲も早いもので、今回て゜50回目をむかえました。
振り返ってみますと、本当によく続いたものです。
読者の方々がどう感じているのかも知らずに、マイペースというか自己満足というか、
ただひたすらに、自分の好きな曲をオンパレードしてきました。(お許しください)
しかし、今週以降も相変わらず続けさせていただきます。
50回という区切ですので、大御所に登場していただきます。
『 ボブ・ディラン 』です。
吉田拓郎が心酔し、尊敬し、永遠に近づけない存在であるという彼です。
ディランのことを語ろうとすれば、10ページあっても、
語りつくせません。
ですから、あえて彼の事は一切紹介しません。
一つだけ言えることは、彼は天才であり
愛すべき人間だと云う事。
もし彼がこの世に生まれて来なかったら、世界の音楽の歴史は、
大きく変わっていたことでしょうね。
数ある名曲の中で何を選ぼうかと、相当迷いましたが、この曲にしました。
『 女の如く (ジャスト・ライク・ア・ウーマン) 』 (1966年)です。
10年前に日本公演を見に行きました。その時のディランもカッコよかったけど、
何といっても一番、ディランのカッコよさが私の脳裏に焼きついているのは、
ジョージ・ハリスンが主催し1971年にニューヨークの
マジソン・スクェア・ガーデンで行った難民救済チャリティ・
コンサート「コンサート・フォー・バングラデシュ」で、
ディランが歌った時です。そのコンサートの中の一曲です。
このコンサートのライブ・アルバムは3枚組みで、
確か5千円したと思います。
当時、高校2年生の私にとっては一ヶ月のこづかい以上のこのアルバムを
買うことは、そうとう勇気の要ることでした。
ジョージ・ハリスンとレオンラッセルのコーラスを左右に
従えて歌う『ジャスト・ライク・ア・ウーマン』・・・。
何も云う事はありません。
このメンバー、そしてこの曲の美しさに胸が震えました。
言葉では表現できないほどに凄い曲、『ジャスト・ライク・ア・ウーマン』
もう一度、久し振りに彼のメッセージを聴いてみてください。
やっぱりサイコーです。
アップルくん