今日はお休みだが台風が来てるということで生憎の空模様。しかし観たい映画があるので大森に行きました。
駅前に「すしざむらい」っていうややこしい名前のお寿司屋さんがあって(すしざんまいじゃないよ)そこで海鮮丼を食べた。味はまあまあ。おいしーい海鮮丼が食べたいよー

雨の中キネカ大森に移動。
今日は二本立ての映画を観に来た。かつて学生だった90年代後半に私は授業の後に新宿とか渋谷とかで映画を観てプラプラしてから家に帰ったもんだったが、まさにそのとき観た、大好きだった映画が奇跡的に二本まとめて観られるのですよ今!
1本めは

岩井俊二監督の「スワロウテイル」1996年の作品です。
大学の授業の後に歌舞伎町のコマ広場に面してる映画館で観た記憶がある、モスバーガーのあるビル。
これかなり気に入って、こういうのを心の映画というんだなあなんて当時は思ってたんだけど、たぶん自分が若いからこういうのを好きなんだろうなというのもうすうす感じていた。
映画の説明はめんどくさいからいつもお世話になってるmoviewalkerから引用↓
過去とも未来ともつかない、“円”が世界で一番強かったころを背景に、夢を求めて日本に渡って来た移民たちから“円都(イェンタウン)”と呼ばれる架空の街を舞台とした、無国籍感覚の物語。“円都”という名前を忌み嫌った日本人から逆に“円盗(イェンタウン)”と呼ばれて蔑まれる移民たちを主人公に、彼らの成功と挫折を斬新な映像とスリリングな演出とで描いていく。監督・脚本は「FRIED DRAGON FISH」の岩井俊二。撮影を「PICNIC」の篠田昇が担当している。主演は「屋根裏の散歩者」の三上博史と「PICNIC」のChara、「女ざかり」の伊藤歩。これに「ACRI」の江口洋介、「静かな生活」の渡部篤郎、「トキワ荘の青春」の桃井かおり、「罠(1996)」の山口智子、「走らなあかん 夜明けまで」の大塚寧々、「勝手にしやがれ!! 成金計画」の洞口依子、「KAMIKAZE TAXI」のミッキー・カーチスらを加えた豪華なキャストが集っている。小学生が偽札取引にかかわるシーンの描写等により映倫からR指定を受けたことも話題となった。R指定。
娼婦だった母を亡くして知り合いをたらい回しにされた少女は、胸にアゲハ蝶のタトゥーを入れた娼婦のグリコに引き取られた。グリコは歌手を夢見て“円都”にやって来た“円盗”で、2人の兄と生き別れになってからは娼婦を生業として生きてきた。グリコからアゲハという名前を貰った少女は、同じ“円盗”のフェイホンやランたちが経営するなんでも屋“青空”で働き始める。ある夜、グリコの客の須藤に襲われたアゲハは隣室の元ボクサー・アーロウに助けられ、運悪く死んでしまった須藤の腹の中から、『マイ・ウェイ』が録音されたカセットテープを発見した。同じころ、中国マフィアのリーダー・リャンキは行方不明の須藤が持ち逃げした偽造一万円札のデータが入ったカセットテープを探していた。実は腕利きの殺し屋でもあるランは仲間のシェンメイからリャンキの情報をつかむと、テープの正体をつきとめた。大金をつかんだフェイホンたちは、グリコの夢を叶えてやろうとライヴハウス“イェンタウンクラブ”をオープンさせる。グリコの歌は評判を呼び、たちまち彼女は大スターとなった。そんなある日、アゲハは仲間のホァンたちと試した覚醒剤で意識不明になり、偶然通りかかったリャンキに助けられる。阿片街の医院で一命をとりとめたアゲハは、リャンキがグリコの生き別れの兄であることを知った。フェイホンとグリコの関係を引き裂こうとしたマネージャーの星野は、フェイホンの密入国を入国管理局に密告する。なんとか街に戻ってこれたフェイホンはグリコのために身を引いて、手切れ金を受け取った。これにバンドのメンバーは激怒し、イェンタウンクラブは閉鎖に追い込まれてしまった。阿片街の医院でアゲハ蝶のタトゥーを入れたアゲハは再び偽札を使って、店の権利とバラバラになった仲間の気持ちを取り戻そうとする。一方、グリコの娼婦仲間・レイコから須藤が死んだいきさつをつかんだリャンキの手下・マオフウは、執拗にグリコを追いつめていた。連絡を受けたフェイホンは彼女の救出に向かうが、その途中で偽札作りの犯人と間違われ逮捕されてしまう。青空に逃げ込んだグリコはマオフウらによって絶対絶命のピンチを迎えるが、ランがマオフウたちを一撃で全滅させたのだった。留置所で命を落としたフェイホンの遺体を荼毘に付したグリコとアゲハは、手に入れた大金もすべて灰にして、一から出直そうとしていた。
ということなんだけど、今となっては大スターみたいな人たちが惜しげも無く若手俳優として出ている、そしてその若い頃も良いけど、今も、今でも、ずっと素敵!三上博史とかCHARAとか渡部篤郎とかは、今も素敵だけど若い頃もすごく良い、渡部篤郎はお肌がプリプリですげーかっこいい役だった。いっぽう江口洋介とか大塚寧々さんなんかは年とってからのほうが良い気がする。江口洋介はこのころ変に髪の毛伸ばしてたよねー「ひとつ屋根の下」と「ひとつ屋根の下2」のちょうど間くらいに撮った映画なんだろう。

主演といってもいいであろう伊藤歩さんはまだ子役といってもいい年だが、この時私はすでにこの子好きだった。「水の旅人」っていう映画に出てたからね…変な映画だけど…
好きだったわりにはほとんど内容覚えてなかったなあ!
たぶんこのころまだお台場が空き地だらけでこういう景色が撮れたんだと思う。まあなんといいますか、何が良いのかわかんないけどやっぱ好き。雰囲気が好き。
サントラ盤も持ってる…
149分という長丁場だったが元気でやり過ごした。
次は同じく1996年の

「月とキャベツ」
当時、タイトルにビビッと来た私は内容も知らずキャストも知らず、前売り券を買ってまで観たのです。これも学校帰りに新宿の、テアトル新宿で観た。当時まだ山崎まさよしは誰も知らない青年だったが私はこの映画でとっても好きになってしまってしばらくCD買ったりしていた。でもこの時はまだ映画主題歌である「One more time, One more chance」は出てなかったんですよね…
内容の説明はめんどくさいからいつもお世話になっているmoviewalkerから引用↓
隠遁生活を送るミュージシャンとダンサー志望の少女との出会いと別れを寓話的に描いたラブ・ストーリー。監督は「草の上の仕事」の篠原哲雄。“第2回さっぽろ映像セミナー”の入選シナリオ、鶴間香『眠れない夜の終わり』を原案として、篠原と“演劇集団キャラメルボックス”の演出・脚本家、真柴あずきが共同で脚本を書いた。撮影は「シークレットワルツ」の上野彰吾。主演は現役ミュージシャンの山崎まさよしと「眠る男」の真田麻垂美で、山崎は音楽も担当した。
バンド時代にカリスマ的人気を博したミュージシャンの花火は、独立後は創作意欲を失ってしまい、人里離れた田舎でキャベツを育てながら隠遁生活を送っている。会う人間といえば友人でカメラマンの理人だけだった。その夏、花火の前にひとりの少女が現われた。ヒバナと名乗るその少女は突然、花火の家に押しかけてきて、そのまま居ついてしまう。ダンサーを志すヒバナは、かつての花火の歌で踊り、早く新しい曲が聞きたいと言った。はじめはヒバナの行為に戸惑っていた花火も、やがてヒバナの存在を受け止めていくようになる。ヒバナのダンスを前にし、ふたりでキャベツ料理を食べ、ヒバナに素晴らしい風景の丘を教えられ、花火はまたピアノに向かうようになった。夜ごと月を眺め、水を極端に怖れ、近付いてくる夏休みの終わりをはかなむヒバナのことを慈しみながら、花火は曲作りを進める。理人はこのふたりを温かく見守っていき、ダンス関係者の森崎からヒバナの消息を聞いてその秘密を知ってからも、ヒバナに暖かく接した。夏休みも終わり、曲は完成する。花火とヒバナの間にも確かなつながりができたように思えたその時、ヒバナは花火の目の前から消えた。花火の曲とダンスがすべてだったヒバナは、ダンスコンクールに向かう際の台風の事故ですでに亡くなっていた。本名を火花里というその少女の正体を、理人から教えられた花火は、あらためて彼女への想いを込めながら、でき上がった曲を唄い始める。
という映画です。
ほんとにこの映画好きだったんだ!そしてビデオが出たら買って(VHSビデオですよ)いろんなひとに貸して、広めようとしてた。けっこう評判良かったです。
でも今こうして観てみると、はて、なぜあんなにも好きだったのか…?という気にもなります。
自分がかつて好きだったものに興味がある。今はどう感じるのかということに。それは…「懐かしすぎて、あのころを思い出して、どうにかなりそう!」
駅前に「すしざむらい」っていうややこしい名前のお寿司屋さんがあって(すしざんまいじゃないよ)そこで海鮮丼を食べた。味はまあまあ。おいしーい海鮮丼が食べたいよー

雨の中キネカ大森に移動。
今日は二本立ての映画を観に来た。かつて学生だった90年代後半に私は授業の後に新宿とか渋谷とかで映画を観てプラプラしてから家に帰ったもんだったが、まさにそのとき観た、大好きだった映画が奇跡的に二本まとめて観られるのですよ今!
1本めは

岩井俊二監督の「スワロウテイル」1996年の作品です。
大学の授業の後に歌舞伎町のコマ広場に面してる映画館で観た記憶がある、モスバーガーのあるビル。
これかなり気に入って、こういうのを心の映画というんだなあなんて当時は思ってたんだけど、たぶん自分が若いからこういうのを好きなんだろうなというのもうすうす感じていた。
映画の説明はめんどくさいからいつもお世話になってるmoviewalkerから引用↓
過去とも未来ともつかない、“円”が世界で一番強かったころを背景に、夢を求めて日本に渡って来た移民たちから“円都(イェンタウン)”と呼ばれる架空の街を舞台とした、無国籍感覚の物語。“円都”という名前を忌み嫌った日本人から逆に“円盗(イェンタウン)”と呼ばれて蔑まれる移民たちを主人公に、彼らの成功と挫折を斬新な映像とスリリングな演出とで描いていく。監督・脚本は「FRIED DRAGON FISH」の岩井俊二。撮影を「PICNIC」の篠田昇が担当している。主演は「屋根裏の散歩者」の三上博史と「PICNIC」のChara、「女ざかり」の伊藤歩。これに「ACRI」の江口洋介、「静かな生活」の渡部篤郎、「トキワ荘の青春」の桃井かおり、「罠(1996)」の山口智子、「走らなあかん 夜明けまで」の大塚寧々、「勝手にしやがれ!! 成金計画」の洞口依子、「KAMIKAZE TAXI」のミッキー・カーチスらを加えた豪華なキャストが集っている。小学生が偽札取引にかかわるシーンの描写等により映倫からR指定を受けたことも話題となった。R指定。
娼婦だった母を亡くして知り合いをたらい回しにされた少女は、胸にアゲハ蝶のタトゥーを入れた娼婦のグリコに引き取られた。グリコは歌手を夢見て“円都”にやって来た“円盗”で、2人の兄と生き別れになってからは娼婦を生業として生きてきた。グリコからアゲハという名前を貰った少女は、同じ“円盗”のフェイホンやランたちが経営するなんでも屋“青空”で働き始める。ある夜、グリコの客の須藤に襲われたアゲハは隣室の元ボクサー・アーロウに助けられ、運悪く死んでしまった須藤の腹の中から、『マイ・ウェイ』が録音されたカセットテープを発見した。同じころ、中国マフィアのリーダー・リャンキは行方不明の須藤が持ち逃げした偽造一万円札のデータが入ったカセットテープを探していた。実は腕利きの殺し屋でもあるランは仲間のシェンメイからリャンキの情報をつかむと、テープの正体をつきとめた。大金をつかんだフェイホンたちは、グリコの夢を叶えてやろうとライヴハウス“イェンタウンクラブ”をオープンさせる。グリコの歌は評判を呼び、たちまち彼女は大スターとなった。そんなある日、アゲハは仲間のホァンたちと試した覚醒剤で意識不明になり、偶然通りかかったリャンキに助けられる。阿片街の医院で一命をとりとめたアゲハは、リャンキがグリコの生き別れの兄であることを知った。フェイホンとグリコの関係を引き裂こうとしたマネージャーの星野は、フェイホンの密入国を入国管理局に密告する。なんとか街に戻ってこれたフェイホンはグリコのために身を引いて、手切れ金を受け取った。これにバンドのメンバーは激怒し、イェンタウンクラブは閉鎖に追い込まれてしまった。阿片街の医院でアゲハ蝶のタトゥーを入れたアゲハは再び偽札を使って、店の権利とバラバラになった仲間の気持ちを取り戻そうとする。一方、グリコの娼婦仲間・レイコから須藤が死んだいきさつをつかんだリャンキの手下・マオフウは、執拗にグリコを追いつめていた。連絡を受けたフェイホンは彼女の救出に向かうが、その途中で偽札作りの犯人と間違われ逮捕されてしまう。青空に逃げ込んだグリコはマオフウらによって絶対絶命のピンチを迎えるが、ランがマオフウたちを一撃で全滅させたのだった。留置所で命を落としたフェイホンの遺体を荼毘に付したグリコとアゲハは、手に入れた大金もすべて灰にして、一から出直そうとしていた。
ということなんだけど、今となっては大スターみたいな人たちが惜しげも無く若手俳優として出ている、そしてその若い頃も良いけど、今も、今でも、ずっと素敵!三上博史とかCHARAとか渡部篤郎とかは、今も素敵だけど若い頃もすごく良い、渡部篤郎はお肌がプリプリですげーかっこいい役だった。いっぽう江口洋介とか大塚寧々さんなんかは年とってからのほうが良い気がする。江口洋介はこのころ変に髪の毛伸ばしてたよねー「ひとつ屋根の下」と「ひとつ屋根の下2」のちょうど間くらいに撮った映画なんだろう。

主演といってもいいであろう伊藤歩さんはまだ子役といってもいい年だが、この時私はすでにこの子好きだった。「水の旅人」っていう映画に出てたからね…変な映画だけど…
好きだったわりにはほとんど内容覚えてなかったなあ!
たぶんこのころまだお台場が空き地だらけでこういう景色が撮れたんだと思う。まあなんといいますか、何が良いのかわかんないけどやっぱ好き。雰囲気が好き。
サントラ盤も持ってる…
149分という長丁場だったが元気でやり過ごした。
次は同じく1996年の

「月とキャベツ」
当時、タイトルにビビッと来た私は内容も知らずキャストも知らず、前売り券を買ってまで観たのです。これも学校帰りに新宿の、テアトル新宿で観た。当時まだ山崎まさよしは誰も知らない青年だったが私はこの映画でとっても好きになってしまってしばらくCD買ったりしていた。でもこの時はまだ映画主題歌である「One more time, One more chance」は出てなかったんですよね…
内容の説明はめんどくさいからいつもお世話になっているmoviewalkerから引用↓
隠遁生活を送るミュージシャンとダンサー志望の少女との出会いと別れを寓話的に描いたラブ・ストーリー。監督は「草の上の仕事」の篠原哲雄。“第2回さっぽろ映像セミナー”の入選シナリオ、鶴間香『眠れない夜の終わり』を原案として、篠原と“演劇集団キャラメルボックス”の演出・脚本家、真柴あずきが共同で脚本を書いた。撮影は「シークレットワルツ」の上野彰吾。主演は現役ミュージシャンの山崎まさよしと「眠る男」の真田麻垂美で、山崎は音楽も担当した。
バンド時代にカリスマ的人気を博したミュージシャンの花火は、独立後は創作意欲を失ってしまい、人里離れた田舎でキャベツを育てながら隠遁生活を送っている。会う人間といえば友人でカメラマンの理人だけだった。その夏、花火の前にひとりの少女が現われた。ヒバナと名乗るその少女は突然、花火の家に押しかけてきて、そのまま居ついてしまう。ダンサーを志すヒバナは、かつての花火の歌で踊り、早く新しい曲が聞きたいと言った。はじめはヒバナの行為に戸惑っていた花火も、やがてヒバナの存在を受け止めていくようになる。ヒバナのダンスを前にし、ふたりでキャベツ料理を食べ、ヒバナに素晴らしい風景の丘を教えられ、花火はまたピアノに向かうようになった。夜ごと月を眺め、水を極端に怖れ、近付いてくる夏休みの終わりをはかなむヒバナのことを慈しみながら、花火は曲作りを進める。理人はこのふたりを温かく見守っていき、ダンス関係者の森崎からヒバナの消息を聞いてその秘密を知ってからも、ヒバナに暖かく接した。夏休みも終わり、曲は完成する。花火とヒバナの間にも確かなつながりができたように思えたその時、ヒバナは花火の目の前から消えた。花火の曲とダンスがすべてだったヒバナは、ダンスコンクールに向かう際の台風の事故ですでに亡くなっていた。本名を火花里というその少女の正体を、理人から教えられた花火は、あらためて彼女への想いを込めながら、でき上がった曲を唄い始める。
という映画です。
ほんとにこの映画好きだったんだ!そしてビデオが出たら買って(VHSビデオですよ)いろんなひとに貸して、広めようとしてた。けっこう評判良かったです。
でも今こうして観てみると、はて、なぜあんなにも好きだったのか…?という気にもなります。
自分がかつて好きだったものに興味がある。今はどう感じるのかということに。それは…「懐かしすぎて、あのころを思い出して、どうにかなりそう!」