いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

いちよう37号 ②

2009年12月20日 | 会報お役立ち

 

 皆さんのお手元にそろそろ、会報いちよう37号が、届く頃かも知れない。これは表紙の写真ではあるが、もう一枚のスペアだ。会員の並びやその脇を通る人、背景が少し変わっている。「間違い探し」の画像みたいに比べると面白いかも?
(教室へと急ぐ東大生に、少しお時間に余裕があるかとお尋ねしてから、シャッターをお願いした。)

 会長の巻頭の言葉をお読みになって、この9年間の散歩を懐かしく思い出される方も多いと思う。
 会報に掲載の写真は編集部としては、カラー写真はやはりカラーで、白黒はもっと鮮明に掲載したいとは思っているが、なかなか思い通りには行かない。そこで、このブログで再度登場させて不満足な部分を解消してみることにしよう。

 
04.03.28 飛鳥山でお花見をした時のもの

 これは、いちよう37号、2ページ掲載の写真。ここに写ったメンバーの顔触れを見ると、お引っ越しや、作品制作など多忙で退会された方が2名、惜しくもお若くしてお亡くなりになってしまわれた方3名。創始会員が割り合いにたくさん居られて、楽しんでみえることは素晴らしいことだし、誇れることと思う。
 しかし、わずか5年前の写真である。お元気な方々、随分若々しい活力が垣間見えるけれども会の平均年齢は…???

 

 これは今年の写真。東大キャンパスにお邪魔して学生食堂を利用させてもらった。

 駒場公園内、旧前田侯爵邸の洋館を背景にして。

 全員集合写真を撮るためには、周りに通りかかった見ず知らずの方に、デジカメのボタンを押してもらっている。グループの人間が撮影班だと、あとでそのシャッターを押した方の姿を切り取って、もう一枚の画像に張り付けなければならない。その加工は少々大変だから、出来るだけ他の方にお願いしたいのだ。
 なお、2004年の飛鳥山のお花見 (前出の記念写真) には、撮影者の会長をアークソフトを使って張り付けた。どこか変だが自然になるように影まで気を使って、かなり凝ったつもりではある。

 これは、右端に赤い洋服の、歩くのが楽しくなり始めの頃の幼児が写っているが、その子のママに撮ってもらったのである。

 撮影をお願いする時は、大体お若い人、女性より男性、重たそうな本格カメラを携えている方に目星をつけて、お願いしている。大体失敗なく撮れるから。
 この方の場合は、やんちゃをしそうなお子さんも連れてみえるし、少し心配だったが、よく撮れていて安心したことを、ここに明かす。
 若いママは自分の子供の成長を記録する機会が多いから、デジカメに慣れているという認識を、私の固い頭にこの際、刷り込んでおいた。
 (そう言えば私の娘や、デジカメに興味がある小2の孫娘は、私より撮り慣れていますし、上手ですワ。)

  
左は旧前田邸・洋館の内部で。 右は代々木八幡宮。階段を上って右手に平岩弓枝の生家がある。

  
現在もお住まいのようだ。門扉には「平岩・・」の表札と「猛犬に注意」の札がついていた。

 今回は会報で見づらい写真をここに紹介しようと思ったが、直木賞作家平岩弓枝のお宅は、掲載しなかった。それより、印刷が鮮明ではない白黒写真を…と思いつつ、焦点がぼけてただ載せてみただけ…という感じに終わってしまったことを悔いもするが、この辺で。



 

 




いちよう37号

2009年12月16日 | 会報お役立ち

 12月の声を聞いたと思ったら、もう15日を過ぎようとしていた。
 総会までの忙しさ、それ以後会報を纏めるまでのせわしなさ…、一人ではどんなに頑張っても出来ないことである。 

 会報の内容は、記事の投稿(総会の纏め・散歩の報告など)、そして肝心なのは「巻頭のことば」。
 最初の文章は、その号の顔である。会長は回を重ねるごとに、頭を悩まされることになるのかも知れない。ともかく、これが無いと恰好が取れない。 

 編集担当の私が纏めるところは、巻頭の記事を除いてすべて、完璧!と思って準備していた。…巻頭の部分の記事のスペースさえ空けておけば、編集は終わり…と思って準備していた。

 その記事を、用意されたスペースに嵌め込めば完了だと…。
 ああ、思い通りには行かないものだ。
 結局記事が校了されて、いざ完成という段になったのに、会長の巻頭の記事を入れたら、全体のバランスが、ダ、ダ、ダ、ダッと、あまりに見事に、情けないほどに崩れてしまった。

 始めからやり直す方が、後悔しないで済みそうだと観測した。
 なんとか会報を纏めて、集まれる役員の皆さんに声をかけさせてもらって、16日に校正をする。助かった!

 冒頭に述べたようにこれは一人では絶対に出来ない仕事なのだ。協同しながら、纏めていかねば、本当の会報にはならない。頑張っても、頑張っても…。
 そしてようやく、「12月15日号」が、今日16日にやっと完成。
 版下が出来上がった。   「ほっ……。」

 何はともあれ、見通しが立った前日には打ち上げ前夜祭をした。会報には関係のない娘一家に用事があったのを幸いと、ワインを持参で出かけた。
 賑やかしに、とりどりのワイングラスを登場させて…ネ。それだけでも賑やかであった。一人こっそりと祝うことが出来たのは、せめてもの編集子の我がまま。
 さあ、編集部分を任せて戴き、一人でレイアウトに苦労した会報の完成…、一人で祝っちゃおう…。
 乾杯!乾杯…と、このことに関係のない娘を相手に…ちょっとネ。
 なぜ、乾杯なのかは知らなくても良いのよ。気持ちの良い酔いを戴いてぐっすりと休めた前夜祭だった。

                

 総会以後、毎晩、2時から、遅い時は4時ごろまでパソコンと取り組んできたのだもの。準備段階でも、全部の記事が集まってからも暴れ出す写真などレイアウトが思うようにはいかなかった。これは毎度のことなのだが。
 しかし、編集子の今の「生き甲斐」とも言える、会報の編集。
 困難なのは当たり前。
 一筋縄では行かないところに、纏める意義・重さがあるのだ。
 自分勝手なパソコンはワードで編集しているから、尚更大変。負けるものかと、闘って、なんとかその癖は飲み込めてはいるつもりなのに、ページごとに違う。
 ピョコピョコ勝手に動き出すやんちゃな坊や、困った子ちゃんはこのページ、あのページになんと沢山居ることだろう…。
 そいつらを制覇する時が、一番「やったぁ~」と、喜びに感ずるところだ。

 この会報37号は、17日午後にY.Kusunokiさん、Y.Gomiさんと共に、ハーモ二―プラザ(男女協同参画施設)で印刷して発送する段取り。
 18,19日には皆さんのお手元にとどく筈である。

   

 マンリョウの赤い実…一つ所に3つも4つも手をつないでいる。あ~私たちの会報みたいだ。
 今回はボヤキも漏らしてしまってけれど、とにかく完成した。ボヤキの元は、あれこれ、事が片付かない、そんな時なんだと身の回りを見まわした。
 どうもすみません。ボヤキはこっそりするものなのに、言っちゃったネ。

 お届けはなるべく早くするようにいたします、ハイ。


賑わいの酉の市

2009年11月27日 | 会報お役立ち

  
  11月24日(火)は、二の酉であった。例年のごとく、二千和会の分科会として位置する酉の市に出かけた。
        
 酉の市は脈々と続いている江戸の雰囲気を残すお祭り。
 もう江戸っ子ではあるまいと、若い世代は思ってみるが…。もう東京っ子という世代というものでありましょう…なんてつぶやいてみる。 
 文学散歩では江戸っ子と粋がる方も多いように見受けられる。第一、故山田先生のメールアドレスは、edokko-yama…とかいう言葉を選んでいたような記憶である。このことにこだわったのは、「江戸っ子だい!」と言っているようなお祭りの印象だからだ。

  
   
 
 ハンドマイクで、「混雑しています。スリ事件が発生し被害がでました…」と注意を促す。混雑ぶりにはぐれないように、手をつないだり、仲間の洋服の端をつかんで繋がったり、みんなで気をつけた。押しつぶされそうな境内。貴重品入りの鞄の口にも注意して連なって人の背中を追う。
 太鼓が勇ましくドンドンと叩いている音…お腹に響くようだ。

 
 この上の櫓舞台で和太鼓をうっている人を見れば、女性だった。打つ音力強く、男性が撥を振っているように聞こえて来ていた。

 
  提灯が途切れているところが、神社の賽銭箱とその向こうは御本尊様。念入りに拝み…と言っても気持ちだけ。押されているので手を合わせるのがやっとという状態である。

 
 昨年も参加されたKojimaさんと、Saitohさん。今年は何をお願いしたのかな。みんなの幸せと家内安全、商売繁盛?健康長寿など?

  
  Tabuthiさんは初参加。鷲(おおとり)神社の隣り合わせの長国寺にもお参りする。
 そして境内をぐるりまわって、「かっこめ熊手」を買い求める雰囲気を味わう。この限りでは、景気は良さそう。折しも宝くじが売り出されたので、ここでお祈りして買おうと思うと、Tabuthiさん。
 「3億円当たったら、1億円でいいから、二千和会にちょうだいね」その言葉を聞く限りでは、大きな話だとびっくり!
 また大きな気で応えられる。「そうだね、1億円というより、半分こにしてあげるから、当たるように祈ってよ。」「うん、お安いご用ですよ。」
 あちらこちらで、「いよーっ、シャンシャンシャン…」 熊手を買いあげたお客さんに景気づけの手拍子。賑やかな雰囲気に溺れそう。

  
 このお兄さんの口上が面白い。毎年ここに足を止めて聞き入ってしまう。辛いのがお好きなメンバーでもあるからね。
  
 七味唐辛子の大辛をSaitohさんが求めた。「え、ご主人が辛いのがお好き?」「九州には柚子胡椒というのはあるけれど、こういうのが無いから、郷里に土産物にしようかと思って…」
 張り切って口上するお兄さんは唐辛子をおまけ、おまけと盛り加えて、激辛仕上げとなってしまう。それを、紙袋に移した。見ているだけで、口が曲がってしまいそう…息が出来ないほど辛そう…。
  
 この帰路は夕食に。浅草観音様の傍の「三定」で、疲れた足を休ませ天婦羅の「吾妻橋」とか「・・橋」と名付けられた定食を戴いた。お腹がいっぱい…と、なった。

  


会報「いちよう36号」の編集

2009年07月17日 | 会報お役立ち

 
 
 ただ今お仕事中。いちよう36号(9月1日発行)の編集に取りかかっています。
 原稿募集中の段階なので、“写真がいっぱい”に紙面を覆っています。大事な皆さんの原稿が寄せられれば、そのためのスペースにもなるので、候補の写真を選びつつ皆さんの原稿で紙面を埋めたいと、お待ち申しています。

 
 昔、5,7,5の短い言葉で、気持ちを表現する抒情川柳グループに所属していました。その時の吟行会で東山植物園を散策しながら吟行しました。川柳を始めて間もなくのころでした。その時の友達の句が印象的で、象徴的だったので、すぐには意味が読み取れなかったことを思い出します。多分このような趣旨の句で、言葉の選択、並べ方は忘れていますが…?

  恵子

 紫陽花と大家族。 花の塊を見れば「う~ん、大家族ね!」と納得ですが、その花と家族のイメージが、なかなか共振しませんでした。納得に2,3秒間かかったので、私の心に残りました。
 確かに紫陽花は、花が集まっていて大家族です! そんなことを思いながら、足利学校の次に巡った「足利フラワーパーク」。もう終わりかけの紫陽花を眺めました。
 
 36号は「足利学校方面」のバスツアーが、一番のテーマとして、組んでいます。けれど、それだけではありません。
 「航海日記」の第二弾や、「議事堂見聞録」、「ラジオ放送の想い」を多角的にお書きになっているもの、そして新シリーズの「初恋ものがたり」…これだけでも、かなり楽しく読めることでしょう。

 まだ、他に寄せてくださると約束の原稿もありますので、ますます充実の36号です。6月のバスツアーから、次の散策の9月下旬または10月までしばしお休みです。
 暑い時期をやり過ごしながら、次の散歩まで間隔があります。会報を読みながら仲間を思い出し、次の散歩の行き先は何処になるかと楽しみにお待ちくださるよう…。懸命の編集作業…皆さんが楽しみに読んでくださることをイメージして、楽しみながらボチボチ編集作業に取り組んでいるところです。

 
 この写真もちょっと楽しく笑ってしまうエピソードがあります。仲間の誰かが書いて下さるかも知れないので、ここではご披露しません。会報をお楽しみに…ネ!

 今日は先週に続き、アクアビクスとスイミングをして来ました。
 その時に毎号素晴らしい絵を寄せてくださる先輩Keikoさんに会いました。スポーツクラブに入ろうとゆっくり運転している時です。
 「まあ、よく私と判ったわね!」Keikoさんは驚いていました。《会えたらいいのに…》と、思っていたので嬉しかったです。そして、36号編集中だから、そのための「絵」をどうぞ寄せてくださいと、お願いできました。
 Asadaさんにも、お願いすることがあったので、会いたいと思っていました。彼にも偶然会えました。あの時の資料をバスの隣席にいた私のも持っていて下さったのかも知れないと、「パンフレットを下さい。」とお願いしたのです。「もう終わったんだからいらないか!」潔く捨ててしまったというのです。チケットについてくる栞や、パンフレットには、インターネットでは判らないものも詰まっているので、欲しかったのです。まだまだ、私のバスツアーは終わっていません。
 何方か、要らないなら私に下さい。お返しすることをご要望なら貸してくださるだけでも助かります。よろしく!!


上高地で(植物・鳥)

2009年06月03日 | 会報お役立ち


あの白い花は何?
モチの木の花?リョウブ?ニセアカシア?ヤマボウシ?
バスの中からなので迷っているうちに場面は後ろに逃げて行く。
  
木の花は依然として不明。ビジターセンター前庭の案内板に鳥・花の図がある。


  
勿忘草によく似た花です。エゾムラサキ。
 
これは歩いている仲間よりも50メートルも遅れを取って粘って撮った花。クガイユキフデというらしい。
他の植物もだが、このパーティーのリーダーKojimaさんから教えていただいた。
  
赤い小さな蕾はベニバナイチヤクソウ、紫の花はラショウモンカズラ。
シソに良く似た葉で紫の花はちょっと見は可愛い。
しかし良く見ると羅生門の鬼の腕と見立てたくなる花。
花にはうぶげのような髭が出ているのが可憐さを奪っている。
小さな白い花はニリンソウ。
他にクルマバツクバネソウ、ミヤマエンレイソウも花を着けているのを見た。
 
今回の上高地では雨ふりでもあり、前回尾瀬行きでも雨ふり。
その雨の中、足が痛み出し思うように動かなくなった苦~い思い出が蘇ってきて、
一行と足並みを崩してまでカメラを構えて花や風景を撮る意欲は失せていた。
だって足、特に膝、脹脛が自分の管理下には無く、
勝手にストをおこすことがあると判ってから、自由には歩けなくなった。
山歩きは注意して気をつけて歩かなければと。
ちょうどこの鴨が梓川の増量した川岸で
一人ぼっちで泳ごうと考えている様子が何とも…
今のわたしみたい…………
 
インターネットで調べて画像を拝借させてもらった。
上の2点は「信州の青き空を見上げて」にあった。
左はアカゲラ。田代橋を渡った時に間近にウォッチングできたが、右はウグイス。
ウグイスは姿はあまり知られていない。
だからよくウグイス色などと、メジロの羽の色と思い違いされているが、
これが本当のウグイスの羽の色。
チッチチとかホーホケキョとか賑やかに鳴いていた。


上高地③

2009年06月02日 | 会報お役立ち

  
 大正池から上高地帝国ホテルの方に向けて戻り、さらに上流の河童橋を目指す散策路を取った。
 大正池の帰路噴火によりほぼ埋まってしまっているという田代池に寄り道。
  
 大正池では雨、そして田代池に向かう途中は雨。ところが田代池の辺りで綺麗に晴れる。山の姿も見せるが雨上がりでは水蒸気がいっぱいでもやっているのは仕方がない。
  
 田代橋を渡り右岸を歩くとまもなくウォルター・ウエストンのレリーフがある。日本アルプスと名付け中部山岳を世界に紹介した英国人牧師。
  
  
 青空もほんのわずか顔をみせてくれる。鏡の面を見せる沼は淀んでいたが鴨が二羽仲良く泳いでいた。この画面には登場出来なかったが…。
  
 緑の若葉が優しく輝き、ホーッとさせてくれる。この雨上がりの若葉は素晴らしく綺麗に映った。やっと河童橋。皆で記念の写真を撮って後の後ろ姿である。
 
 河童橋から奥穂高、西穂高連峰を眺めたが、シャッターを切った時はこの山に続く峰があいにく見えなくなってしまい、残念である。
  
 秋は秋で紅葉がいい。右岸から左岸を眺めるのが私は好き。カラマツが紅葉して一面渋い橙色に染まってくれる。
 
 Itouさんは、帝国ホテルから、河童橋に移動されてさらにバスターミナルで合流となった。
  
  
 帰りのバスの中からの風景。大正池は池の面が青く緑色がかっていてその深さが魅惑的。そして進むとまた、山肌が崩れているところが目についた。
  
  
 発電所も見えた。
 雨に降られはしたが、目的の地域を歩いて雨の風情に囲まれたり、また、晴れた時には山々の衣を纏ったような姿を見せてくれて、二様三様に楽しむことが出来たのは、またこれもチャンスと言うものだったろう。
 


上高地②

2009年06月02日 | 会報お役立ち

 
 お昼の食事を摂ろうと…カレーライスを戴こうと思ったが、残念!
 満席です。和食なら待たずにすぐ座れます…ということで、信州のお蕎麦を戴くことになった。
                              
     
 お蕎麦を待っていると、ウェイトレスはお茶の注ぎ足しを何度も気配りしてくれる。そして外は雨があがっていたので、「きっと今日は晴れてくれますよ」とさえリップサービスしてくれて蕎麦の出来上がりを待って、流石信州の蕎麦だと言いながら、美味しく戴いた。こんなフレーズも思い出していた。
 “信州、信濃の蕎麦よりも、わたしゃあなたのそばがいい”…なんて、信濃をこよなく愛していた父の照れ笑いを思い出しながら…ズッッと蕎麦を飲み込んだ。

  
 
 あ~食べ終わり外に出ると、もう晴れた様子は消え去り、合羽が欲しいくらいに降っていた。Itouさんは、雨と足を心配されてこの帝国ホテルでコーヒーを楽しみながら読書をしていると、ここへ残ると言われた。予想されて本を用意されて来たのだと言う。
 雨が割に激しいので皆もその言葉を受けて無理には勧めなかったが、ちょっと残念である。ここから大正池までは、平坦な道で険しくはなかった記憶だもの。
 梓川は雨で増水しているが、その割には澄んだきれいな水と思った。
  
  
  
 雨にけむる、もやっている焼岳と大正池…雨が為せる風景もまた格別な味わいがある。自然はそれなりに期待を裏切らないで美しい。 

  


上高地へ①

2009年06月01日 | 会報お役立ち
 4月中旬に申し込んだ上高地行「新緑と残雪の北アルプス・たっぷり上高地4時間・・・」
 当日は玄関を出たら、たっぷりの・・・・・雨。雨降りだ。6時10分稲毛駅集合。
錦糸町からバスに乗り中央道をひたすら走って、走って…乗用車もどんどん追い抜いて行くくらいスピードもある。その間、雨が強くなったり弱くなったり、お天気だけは気まぐれだ。
 SOは前日からヘルパーさんに来られない旨伝えて母をお願いしてある。そしてちょうど車検の時期なので、昨日夕方に車をディーラーに預けて一日中を有効に使おうと計画した。
  
  
  
 中央高速道路の走行中の空模様と、一般道沿いに見える風景。梓川にかかるダム。こちらは東京電力と看板の文字。
 この川のながれに沿って走る。梓川~犀川~千曲川~信濃川(海へ注ぐ…、だんだん大きな河川となって流れているその川に沿っている。そう言えばこの川の分水嶺は、太平洋側には飛騨川、木曽川と流れる兄弟のような川かな?と、考える。そちら側のダムは中部電力。
 この雨…尾瀬の痛んだ膝頭の悲惨さを思い出し、さらに悲惨な…膝頭とふくらはぎの故障などと並べるものではないし、比べ物ではないが…防ぎようのないあの「飛騨川事故」を思い出さずには居られなかった。
 雨を含んだ山側の土が緩んで山崩れとなって、ちょうど差し掛かったバスを直撃して川に放りだされたあの事故。ほんのひとりか2人しか助からなかった、恐ろしい事故。私は保険かけているわ…なんて、悠長なことは言わない。バスが転落ならそれは運命共同体だもの。
  
  
 帝国ホテル前でバスを降りる。空も明るく日差しが見えて良い具合だ。
 ここで記念写真を撮ろうと、声をかける人はいたが、折角のその声に全員の反応はない。この帝国ホテルで「カラーライス」を食べよう…と、ツアー客でいっぱいとなる前に席を確保せねばとの思いで、リーダーは先を急いでくれていたのだ。


いちよう35号発行

2009年05月31日 | 会報お役立ち

 
 6月1日発行の「いちよう35号」は、メール便にて発送を完了しました。
 みなさんのお手元に今日、明日中には届くと思います。

 実は、今号は新しい方向性を示す、マンネリ化を刺激してくれるような内容になったように思います。
 元気溌剌というところでしょうか?14ページ仕様となりました。
 皆さんの力で進む会・会報の方針や方向が変わって行くことがあります。
 会報の方では投稿の原稿で、会報が変化して行くのは当然のことです。それは、ある意味では編集者の遣り甲斐にもつながる励ましにも感じます。例えるならば、昼寝をしたくなったような時間帯にコーヒーをサービスされた時みたいな、心がパッと目覚めるような時を頂きました。
 会報の内容が、見所一杯、読み所ある、ある!ということでしょうね。御期待下さい。

 また次回は、二千和会始まって以来2度目のバスツアー企画(以前、参加の希望を取り、希望者が集まらずに流れたことがありました。)を組みまして、参加されるかどうかのお伺いとしてお知らせをまず致しました。
 反応が悪いなら従来通り、電車を使い東京および郷土の文学歴史を楽しめばいいとの柔軟な気持ちのものでした。 

 その手紙に対して、まずまずの反応が参りました。ドキドキしてお返事を待って毎日のようにKusunokiさんは役員にお知らせくださいました。その反応によって、目的地のコースの詳細な検討から、バスのチャーター、それに伴う費用の算定、外部交渉・依頼など、検討しつつ行いました。
 反応の件で良かったと思うことは、やや体力に自信がないのかしら?と思われるような方(失礼な発想をお許しください。)からの参加が2、3人くらいあったことでした。
 良くなかったかなと感ずることは、初めてのバス利用で、費用面、道路、施設の混雑面を考慮して土日は避けて月曜日を選択したことです。土日で参加出来ていた方々に御迷惑をかけてしまったわけです。

 この度の反応やツアーの成果で今後の方針を検討したいと思っています。アンケートを作成して参加者の反応も知りたいと思っています。
 旅の成果と皆さんの反応が楽しみです。


会報「いちよう 35号」の予告

2009年05月05日 | 会報お役立ち

 この大型連休も残すこと、あと1日です。子供の日の午後は雨になってしまい、鯉のぼりもうなだれるような時間になってしまいました。
 皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか?

 ようやく、足利学校周辺へのバスツアーも、定員まであとわずかの余裕となっています。ひとりの費用はお知らせしましたように、4500円で行くことが可能となりました。よかったぁ~と、運営委員はホッと一息を入れているところです。
 
 ところで、「いちよう」35号は、6月1日に発行の予定ですが、ますます充実した内容になってくる気配です。どうぞお楽しみにね。
   
 その予告編~~このたび会計の役をお引受けなさいました Tabuchi さんが、大型客船で 約3か月間 の旅、6回シリーズでその“クルーズ体験記”を書いてくださいます。
 予告編としましての写真を下記にちょっとだけ掲載します。
 どんな船で航海したのでしょうか? 知りたいですよね。会報のページにはこんな綺麗なカラーの大きな写真を載せることは無理です。このページ…インターネットから見られる方は、嬉しいことで得をした気分ですよね。
  乗船期間は54日で約2ヶ月です(延べ3ヶ月ですけれど)。(世界一周になると100日を超え、今回の倍の期間になります。)Tabuchiさんからの追伸です。


        
横浜港、入港の際の飛鳥号。ベイブリッジの見える風景での勇姿。
 小さい寄港先では、ボートを下ろし船の横から小さな桟橋を設けてボートに乗って陸に移動出来るようになっています。
 船の長さ約241m、高さは12階、客船の大きさを示すグロストンで約50,000トン、乗客定員800人、乗組員470人、日本客船では最大です。

 
       横浜大桟橋着岸中。輝く光りの中の客船“飛鳥Ⅱ”。
 
 ご自身が写されたものは3枚目のもの。ここはどこでしょうか?それは、おいおい会報にて分かってくることでしょう。なお、他の2枚はインターネットからで、公開されている写真をコピー・拝借したものだそうです。
 何しろ、船によるゆったりとした時間を楽しみながらの旅、「南太平洋 グランドクルーズ」という、大変優雅な響きと興味を惹く旅ですね。物珍しさも感じてわくわくしています。さぁ、ご期待下さい!

 また、もう一つのシリーズは「わが青春の記」―初恋ものがたり― というテーマでお書き下さるようにとお願いしました。これはリレー形式です。さて、どなたから始まるでしょうか?
 但し、このテーマに関してはノンフィクションとは限りません。脚色も加えられていて結構ですし、フィクション(嘘八百の作り事)でも読み物として面白いと思いますし、書き手も楽しめる余白がありますからどうぞご自由に飛んで下さい…とお願いしていますことを、あらかじめご承知おきくださいませ。
…こうお断りしているのは、会報は原則として、事実をお書きになっていらっしゃるものです。初めてこのコーナーでは、創作物も受け入れるということですので、誤解のないようにお願いします。
 どうぞ、どうぞ、お楽しみに…!!

 海の上だけでは不安な方もいらっしゃるでしょう…。下には何の関係もない土の匂いのする場面を蛇足としてここにアップしておきますね。