いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

薔薇

2008年06月13日 | 晴歩雨読夏


鎌倉文学館のバラ園 ばらまつりの期間に撮影

薔薇
北原白秋
薔薇ノ木ニ
薔薇ノ花サク。

ナニゴトノ不思議ナケレド。
 


赤い鳥小鳥
北原白秋
   赤い鳥、小鳥、
  なぜなぜ赤い。
  赤い實をたべた。
 
  白い鳥、小鳥、
  なぜなぜ白い。
  白い實をたべた。
 
  青い鳥、小鳥、
  なぜなぜ、青い。
  青い實をたべた。

 上の二つの詩は白秋の詩です。
 当たり前のことを言っているのでしょうか?
 「何事の不思議なけれど…」と。
けれどその言葉とは裏腹に
不思議と感じて書いたことは彼の発見であること、
これは、おそろしいまでの感性。

 何故に私はわたしなのだろう…。(SO)


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