いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

220年前・いわきの行事とは・・・寛政十一年・農家年中行事から

2019-04-02 10:42:41 | なるほど歴史塾

いわき市生涯学習プラザに飾られていました生け花から。

明るくて
今の季節にピッタリです。


平成21年8月8日に
「なるほど歴史塾」で発行しました。


旧暦・4月の行事や農作業の手順が書かれています。


220年前(1799年)
いわきの4月を書き残した、
長谷川さんの「寛政十一年 農家年中行事」
      (現代訳は「なるほど歴史塾」)から

一.四月一日は、綿ぬきという。今日より布子を脱ぎ、あわせを着る。

 時節不相応の衣装は、女房の恥である。

 まず、刈敷(かりしき)の支度は

 仕事着・襦袢・夏帯・タスキ・火打巾着・フンドシ・キャハンなどは、

 使う前の月に揃えておくように心掛けなければいけない。

 ※衣替え(ころもがえ):現代は6月1日に行うのが例である。

  男は、植え物・播く物・麦の跡のこと。
 
  天気・不天気・土の乾き・しめりなどの土の加減を

 よくよく考えるべきで、
  
   中でも、生姜(しょうが)、蒟蒻(こんにゃく)、茸(つく)藷(いも)、木綿などは、

 特別に念を入れなければいけない。

 次に、藍(あい)の植え付け、肥料のほどこし方、

  また、大豆、小豆(あずき)、大角(なた)豆(まめ)、粟、ヒエの播きつけ、瓜、
 
  茄子(なす)、煙草(たばこ)の植え付けなどは、刈敷の前に済ませておくべきだ。

 刈敷は、騎刈(のりかり)・挽刈(びきかり)・薙刈(なぐりかり)、

  抱山(かかしやま)・散(さん)野(や)の入合(いりあ)野(い)の柴の刈り出し、

 荷送(におくり)、間配(まくはい)散らし、朝返し、

  小返しなどを気魂次第で働いた跡をめざましくなるようにすることだ。

一.七日は、

    平、子鍬倉大明神のお祭りで町方の屋台で、

  狂言、手踊りの出し物がある。

  面白いことだが、数日の見物は、

   家業の妨げになるので、心得なければならない。

一.四月八日は、

  潅仏(お釈迦様の誕生日)といって、
  
    諸寺院において、法要があります。

 また、処々の鎮守・うぶすなの祭礼があり、

  貴賤、老若、参詣するけれど、正直者はまれである。

 不正直者が参詣しても無益のことだ。

 一休の狂歌に

 (参拝する者の心が曲がっていては、利益はなく罰が当たります。)

 又、古歌に

( 心に実の道があるならば、祈らずとも神が守ってくれます。)(菅原道真)

 天照大神のご託宣には、

 正直は一旦の依怙にあらずといえども終(つい)に日月の憐れみを蒙出る。

 謀計は眼前の利潤をなすといえども終(つい)に神明の罰を蒙る。

 右の信託に背く故に、
 
  生霊、死霊、呪調伏、此罰、彼罰、祟り(たたり)、怨霊を取り除いても、

 又、祟り(たたり)があたるのは、自分の作った罪の報いなのである。

 或る書物に、

 積善の家に余慶があり、
  積悪の家に余霊(たたり)があると。

 この心得を考え、悪事をつつしむことがたいせつだ。

一.今月のきまった行いとしては、

  田畑の手入れ、

  これは、日月が草木国土を照らして、野菜のひきわけ、鍬目を入れ、

  厩(むまや)糞(こい)、掃溜(はきため)、毟(むしり)草(くさ)のつけ運び、

  畔のふちなどまでよく刈込をして五月を待つべきでだ。

衣替え・農作業・行事の事がくわしく書かれ、
宗教心あふれる姿に心打たれる。

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浦和駅西口・公園風景から

2019-04-02 10:07:04 | 日記

埼玉県浦和の勉強会に参加するため、
時間が少しありましたので
駅西口(伊勢丹浦和)の公園風景を撮影してみました。
何回か撮影していますが、
樹木が出始めの風景もいいものです。
東国武士の誕生も頼もしいです!!



力強いのに
惹かれます。

 


こうした人たちに支えられて
来たのですね。

 

4月1日になり
入社したばかりの社員たちも目についた
月曜日・昨日風景でした。

 

埼玉県浦和西口の公園を撮影してみました。
この公園には桜はありません。

東京・埼玉では
電車の窓からは
桜が満開に!!


午後から
野村証券の講演会
夜は
5月からの某公民館市民講座「エクセルステップUP講座」
のための練習の始まり。


令和時代に入りましても
忙しそう。

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庭の「ヒヤシンス」がきれいに咲いてくれました・・・いわき

2019-04-02 09:44:49 | 庭の花

今年は少し球根を移植しましたので
少し花が増えました。


来年はたくさん咲くと思います。


大きく伸びましたので
昨年短く剪定しましたので
花は少ない「白の雪柳」です。


「連翹(れんぎょう)」が満開に。
このまま、置いてほしいですね。
風が吹かないようにと。

昨日は
埼玉県浦和での勉強会(障害年金)に参加。
3年半が過ぎました。

6日(土)にも勉強会(成年後見等)ですので
最低月2回は
浦和に通って3年半が過ぎました。
平成から令和に変わっても
もう少し、勉強会に参加し続けます。

昨日の勉強会は
年金実務家のための民法改正でした。

先生の説明が明快で
目からウロコに!!

これから
復習をと。

日めくりカレンダーから

☆大きな仕事も
  小さなメモから
      埼玉県 会社員の方

筆者が
まだ駆け出しだった30年前の
職場の先輩の一言でした。
それ以来
手帳とペンは肌身離さず。


若いとき、
いい習慣を身につけられました。


なかなか
習慣がつかず
いい言葉が浮かんでも
書くときには忘れて思い出せない。
メモが大事と思っています。

 

 

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