今月の飯村直美料理教室から。
高齢者もお肉を積極的に。
保健センターなどには
この様なパンフレットが無料で用意されています。
利用したいです。
「食生活記録シート」です。
食生活を見直す資料として活用したいです。
高齢者の食生活と栄養
シルバーリハビリ体操指導士養成講座3級より
講師は高木先生でした。
1)低栄養に注意
・・・・・・・老化を加速し筋肉が弱く・肺炎になりやすい体になってしまう。
「豊かになった現代に栄養不足はない」と思っていませんか?
かたよった食事の摂り方により
栄養の足りない状態・低栄養になる方が少なくないと。
原因は
「健康のためには肉より野菜」などの思い込みが一因と。
低栄養を予防する食生活に注意するようにと。
又こんな生活も注意しましょう
☆かたよった食生活
☆メリハリ張りのない生活
☆お口のお手入れ不足
2)食事のポイント・・・「たくさん」より「まんべんなく」が大事。
70歳を超えたら生活習慣病の予防より老化を遅らせる食生活を心掛ける。
コレステロールやエネルギーを気にするあまり
野菜や魚介ばかり食べるのは逆効果!!
様々な食品群を取り入れることが寝たきり予防につながると。
①50~69歳・・・男性:2100~2800カロリー、女性:1650~2000カロリー
70歳以上・・・男性:1850~2500カロリー、女性:1450~2000カロリー
(労働により値は変わる)
塩分は:
男9g未満。女性は7.5g未満。高血圧の方は6g未満
になるようにご注意。
特に福島県の塩分取得率は全語句ワースト3だそうです。
男:13g、女性:11gに。
②10品群をまんべんなく食べてバランスの良い食生活を送る。
☆肉類・・・牛肉の赤味の方がいい。1日70g(薄切り3枚)
☆魚類・・・青い魚類(サバ・さんま・イワシ等)
☆卵・・・・タンパク質の王様(1日M1個)
☆大豆・・・木綿豆腐1日3分の1くらい、納豆
☆牛乳・・・1日1本(カルシウウム200g入っている)
☆緑黄色野菜・・・小松菜のあえもの1日120g目安・・・免疫力UP
薄い野菜(白菜・もやし)+で1日300gを。
☆芋類・・・マグロのやまかけ、、さつまいも、じゃがいも、サトイモなど
☆果物・・・みかん2個またはバナナ2本、りんご半分・ビタミンC・繊維・カリウム
☆海藻・・・わかめなどミネラル豊富。
☆油・・・1g・9カロリーあり(ヘルシーでも9カロリーあるのでご注意を)
大匙1が目安
☆糖質(ごはん)・・・1回150g(1杯)男性は200g
主おかず1・副2~3
☆水分補給にご注意!!・・・体の60%が水分
☆塩分・・・9g未満 女性は7.5g未満
(どうしても外食しますと塩分は大目になりやすい。)
3)高齢者のための食生活指針15か条・・・低栄養を防ぎ、老化を送らせる。
(熊谷修先生による)
元気で長生きするための食生活のポイントで、
その2~6が特に低栄養を予防するために重要なポイントです。
食物性食品や油類の摂り方に関する項目です。
その1:3食のバランスをよく取り、欠食は絶対避ける
その2:油類の摂取が不足しないように注意する
その3:動物性たんぱく質を十分にとる
その4:肉と魚の摂取は1:1程度になるようにする
その5:肉はさまざまな種類を摂取し、かたよらないようにする
その6:牛乳は毎日200mℓ以上飲むようにする」
その7:野菜は緑黄色野菜や根菜類など豊富な種類を毎日食べる
その8:食欲がないときはおかずを先に食べ、ご飯は残す
その9:食材の調理法や保存法に習熟する
その10:酢、香辛料、香り野菜を十分に取り入れる
その11:調味料を上手に使いおいしく食べる
その12:和風、中華、洋風と様々な料理を取り入れる
その13:会食の機会を豊富に作る
その14:かむ力を維持するために義歯は定期的に点検を受ける
その15:健康情報を積極的に取り入れる
4)食生活記録シート
・・・・・10日ごとに食生活を記録して自分の食事傾向を知り
食生活を見直すシートの紹介。
今から
低栄養予防
始めよう!!
高木先生
貴重なお話
ありがとうございました。