「年越しそば用の汁」を約10リットル作りました。
親類・知人に「そば」と「汁」をつけて、
残ったものは
冷凍庫に保管してそのつど使います。
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昨日からしいたけ・昆布をつけておきます。
20リットル用の鍋ですので少なく感じますが・・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/44/6e06b787544b698df490453d255abd44.jpg)
「だし]を取り「かえし」でブレンドして
自分オリジナルな「そばつゆ」が出来上がりました。
時間はかかりますが至福の時でもあります。
どんな「そばつゆ」が出来るのかと。
今日はいまいちの味か?
昨夜から干ししいたけと昆布を水に浸したものから、
「だし」を取り
カメに作り置きしました「かえし」(9月初め作る)とブレンドして、
自分オリジナルな「そばつゆ」を作りました。
だしの作り方:
①水2Lとして
②干ししいたけ・・・・・・・・・・2枚
③昆布(羅臼又は利尻)・・・20g
③かつお本節・・・・・・・・・・約70g
④宗田節・・・・・・・・・・・・・・約30g
⑤さば節・・・・・・・・・・・・・・約20g
が基本ですが
自分の好みで変えてみてください。
今回はさば節を多めに使いました。
毎回
配分は変えて楽しんでいます。
いのしし君としては「鰹節」が多いほうがいいのですが・・・・・
配偶者は「さば節」が多いほうがいいようです。
少し甘みが出ます。
作り方:
①鍋に一晩「しいたけ」「昆布」を入れておきます。
②それを中火で沸騰するまで煮ます。
③「しいたけ」「昆布」を取り出します。
④3種類の節を入れて最初は強火で、
煮立ちましたら、
弱火にし40分以上を煮出します。
今回はかつお本節の厚さが薄いようなので、
30分で切り上げました。
その間、こまめにアクを取ります。
煮出す時間は個人によりかなり異なります。
本などでは15分くらいのものもあります。
日本料理のだしの取り方と「そば汁」のだしの取り方は違います。
「そばのだし」を取るには、
いのしし君は、
時間をかけたほうがおいしいと感じています。
それで、いのしし君は、
時間をかけて「だし」をとっています。
⑤鍋に布をかぶせ、ゆっくりこします。
⑥一番だしが取れました
(二番だしに使いますので節は別の鍋に取っておきます。)
⑦これと「かえし」を自分の好みに合わせ
ブレンドしますと出来上がります。
「かえし」の作り方とは:
材料:
醬油(濃口・本醸造特級以上のものをお勧め)・・・2ℓ
(いのししは「チョーコー醬油株式会社のむらさき」を使っています。)
みりん ・・・225㏄
赤ザラメ(砂糖) ・・・335㏄
こいくちしょうゆのJAS規格について
標準・・・・・全窒素分(1,50%以上)
上級・・・・・全窒素分(1,35%以上)
特級・・・・・全窒素分(1,50%以上)
特級のうち
全窒素分1,65以上を特選
全窒素分1,80以上を超特選とされています。
全窒素分とは:旨みの目安のことです。
作り方:
①鍋に「醬油」を入れて火にかけます。
火は中火にします。
(強火にしますと醬油が鍋の内側に焦げ付いてしまいますので。)
②鍋の縁に白い泡が出てきましたなら、「赤ザラメ」を入れて、
ゆっくりとかき回して溶かします。
③「赤ザラメ」が溶け切りましたなら、弱火にし、
表面が落ち着いてきましてから、
「みりん」を入れます。
④弱火にしたまま、しばらく置きます。
表面が金色の格で覆われてきまして、
泡の表面が開くようになりますと火を止めて完成です。
⑤これをさまして、できれば、カメを利用して、
保存させます。
(保存容器はいろいろ試しましたが、
カメが一番で、今はこれを利用しています。)
⑥2か月以上保存してから
「だし」とブレンドさせて使います。
今回は9月初めに作り寝かせたものを使っています。
「かえし」の役割とは:
じっくり寝かせることで、
醬油の角を取り、まろやかにさせる作用と、
醬油の劣化を抑える効果もあるといわれています。
言葉の意味は、「醬油」と「砂糖」と「みりん」を混ぜたもので、
醬油を「煮返す」から出た言葉だといわれています。
「かえし」と「だし汁」をブレンドして、
おいしい「そばつゆ」が出来上がりました。
シンプルですが、
時間はかかります。
でも味は
ひとあじ違います!!
これで年越しそばもおいしいでしょう!!
31日に
「そば」を打つだけになりました。