それでは、連載第405回目は、大井川鐵道E10形E101をお届けします。
E10形は戦後大井川鐵道に導入され、計3両使用されましたが、現在は2両使用中です。そのトップナンバーE101は、近鉄デ31などと同形に分類されます。
貨物運用の減少と相前後してSL補機運用が生じ、現在の主な仕業となっています。千頭での一枚(写真)。構内の渡り線を巧みに利用し、牽引機を入れ替えます。
その、仕業の最中、「トーマス号」の補機を務めるE101(写真)。
同形が集まり、最後の砦となりつつありますが、今後は明るくありません。その話は、次回にて。
それでは、次回をお楽しみに。