令和2年の春、知らない間に桜の花びらが散っている。今年の1月末からコロナを気にかけて縮こまっているが、物欲とは恐ろしい。
相変わらず、キャンプ道具をせっせと買い集めている。
もしかしたら、東海地震や、コロナ禍のような災害に対する防衛本能が知らず知らずのうちにそうさせている
訳がない。単なる物欲である。
1月に、別所ランタンのWingedWheel400を手に入れた。ホヤが無かったので取引されている半値程度であった。
そこら辺のホヤと互換性があるだろうと高をくくって居たら、これが合わない。
仕方が無いので専門店に電話してホヤを総量込みで3000円程度だっただろうか、別に求めた。
端材が家にあったので、収納箱を作ってやった。
端材なので合わせるのに板を打ち付けてある。
気がついたら、9000円近い値段になっていた。ガーン
そうか思うと、コールマン200Aのアーバンカラーのホヤを送料込みで2400円で落札できた。
バースデイランタンに取り付けて、さっそく悦に入って居たが、嫁が横から「ちょっと暗いね」とお褒めのお言葉。ガーン
ちなみに、ベイルは黒錆加工してなめし皮を蚊取り線香みたいに切った革ひもを巻いてあります。これが無いとタンクに傷が付くよね。
4月4日、もう居ても立っても居られず、ひとりキャンプに行って来ました。
薪ストーブも、レインボーストーブも持たずに真鍮のペトロを連れて。
DIYでひそかにスパイスBOXを作りました。 写真奥がそれです。これは家人にも評判がいい。市販の紐のとってはちょっとアレなので自作しましたが、・・・材料費総額6000円位。 あれ?買うのと変わらない?
やっぱりかっこいい。
ウイスキーを飲みながら、のろのろとキャンプ道具を広げていると昼飯を食べる間もなく、16:00 。
本日、ただ一つの高級食材。というかこれだけ
こいつが失敗したら、マルちゃんの塩ラーメンしかないぞ。
飯1合が食える。
ひとりキャンプはこれくらい贅沢しないと寂しいよね。(どこが贅沢なのか?バランス考えてないけど)
あとは、暮れなずむ空を見上げてひたすら飲みます。
日が暮れて、8時位だったか、寒くなってきたのでペトロを幕内に入れました。
これがほんと暖かい。一酸化炭素警報器が必需品だけど。
単なる家飲みと変わらないかと言うと、そうでもない。飲む量はいつもの倍くらい飲んでも、あんまり酔わないのです。
時々換気に気を付けてと言いたい所ですが、1時間おきくらいにトイレに行く。
そうすると冷えるので、ホットウイスキーを所望します。
これ、ジャンクで送料込み4500円で落札したコールマン400Aのピークワン 茶色じゃないよ。
分解して、パーツクリーナーで洗って、サンポールで洗って、中性洗剤で洗って、組み立ててみたら、
ちゃんと機能してる。とろ火もご覧の通り。イヤー、これがあるから面白い。ひとり、とろ火を見ながら、笑いを噛みしめます。
ジェットエンジンみたいなストーブも持っていますが、とてもうるさいのがアウト。ひとりキャンプでは使えません。
ランタンおじさんの物欲がが止まらない。
コロナ禍を避けて、山に避難しているのだ。と言い訳しつつ。翌日は、ゆっくり起きて、昼までに荷物を片付けて家に帰ったとさ。
追伸、パイルドライバーのランタンポール、テントの端を掛けて普通にタープのポールみたいにしても使えて便利。ちょっと重いけどね。
まあ、火事だけには気を付けてね。