以前は、1回に1kgから1.25kgのそば打ちをしていましたが、段位認定チャレンジのために昨年の12月から700gのみのそば打ちです。
拙い経験上から申しますと量が少ないと麺の長さを確保するために注意をしなければいけません。
200gとか300gでは、地延しから手で四角に伸す方が適当と考えます。
さて、700gの場合、地延し、丸延し、四つだし、本延し、畳みの各段階で厚さと大きさの関係を事前に決めて置けば、見切りも早くなると考えました。
エクセルで作成したものです
試験要項には「8枚だたみでも12枚だたみでも麺の長さが確保されていればどうでもいいよ」と書いてありますが、
そこは日本人、8枚、12枚と言う数字が書いてあると、そのどちらかという選択肢しかないように考えてしまいます。でも
700gを8枚だたみにすると、下の欄の通り、80cmにのしても20cmにしかなりません。
と、いう事は700gの場合は6枚だたみが適当と考えます。
さて、各段階の大きさですが、どこかで急激に厚さが変化すると、調整に手間取ると思いますので、出来る限り緩やかな厚さ変化を考えて票を作成しました。
地延しで40cm、丸出しで53cm、四つだしで斜長75cmを目論んでそば打ちをしてみました。
実際にやってみると、
700gで40cmの地延しはとても薄く思い、実際には30cmで丸出しに移りました。
丸出しも50cmで四つだしに移行しました。
四つだしを行って、斜長71cmとなる予定でしたが、5回転がしたのがイケなかったのか、結果的に80cmになっていました。
麺棒の長さが、90cmと110cmにしていますから、巻のしのどの段階で110cmの巻棒を使うかのタイミングは打つ量によって決定されると考えます。
肉分けして、一辺が64cm・・・結果的には計画通りになります。量が少なければ、厚さ調整も楽なので、幅出しして72cmにしました。
感覚で伸しますが、コンベックスで測ると計画通りなのが驚きです。
結果的に、本延しで82cmにして、均等に厚さが揃っていれば、これで1.5mmということになります。
計画通りののし寸法のため畳んだサイズも計画どおり。
かみさんに茹でてもらうと、汁が少なくてちょっと残念ですが、今回はサクラエビのつまみ上げが入っているのでまあ良しとしましょう。
1.5mm四方とはいきませんが、こんなもんで許してもらうとして・・
計算と実際が整合している様です。
あとは、丸出しを大きくするべきか、四つだしを軽く済ませるか、700gではどちらでもいいというのが答えの様ですが、
1.5kgでは丸出し60cm優先がいいのかもしれません。1kgはどっちだろう。
次回、700gで60cmの丸にして見ようと思います。
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