そば切り 井月庵

趣味ではじめた、そば打ちの日記です。蕎麦で遊ぶ、蕎麦に遊ばれる日々 のはずが・・・ランタン、ストーブ、模型工作などへ

平成25年 自家栽培、自家製粉、手挽き新蕎麦を打つ

2013年12月16日 | 蕎麦打ち

タイトルがものものしいですが、何のことはない、遊びで蕎麦を打ちました。と言うことです。

しかも、手がかかる作業を、ばーちゃんに委託してしまったたのですが。

今年の新そば、1kgを2:8で打ちました。

しっとりとして、10割でも繋がりそうですが、2:8にして、1.25kgで打てば、2人前-6パックできるので、いっぱい打って、みんなに分けようと考えました。

 と、言うのも、どうやらばーちゃんが、石臼挽きの作業に飽きてしまったようなのです。

 

水回しの前に、自分でも再度振るって、星や甘皮を取り除いたのですが、玄蕎麦挽きのそば粉は、田舎蕎麦の趣十分でした。

48%の加水率にしましたが、粗挽きからなのか、こねているとだんだん締まってくる感じでした。

新そばなのに、ちっとも緑色をしていません。

切が揃った蕎麦は他人にやるので(多少は私も見栄を張るわけだ。)自分が食べる分は大体、麺体の端っこになります。また、揃っていない蕎麦は事前に抜き出して寄せ集めるので、切れ端や、不揃いのエリートが集合することになります。

そんな蕎麦は、かけにして汁と一緒にずずーっと啜ってしまうのが一番です。

例のごとく、コンビニで買ってきた天かすを入れて、私はタヌキとなりました。

息子と嫁は「かけとろ」です。

青のりが無かったため、焼き海苔をちぎって載せていました。

息子「あれ、麺、太いね」

わたし「・・・(ふん、1本、2本太いからっててやんでい。とろろをどけると、切が揃わない細い蕎麦もあるから覚悟しろ)」

 

感想、やっぱり涙が出る位大変なのに、涙が出る位美味くない。でした。

良くできた蕎麦は、製粉功労者のばーちゃんと、蕎麦好きのおじさんと、先週肉まんをこらしょとくれたおじさんに配って歩きました。

「あまり、美味くはないけど、珍しいということで許して。」といっておきました。

じーちゃんは「甘みがあって旨い」と、ばーちゃんの製粉と私に気を使ったのか、言ったそうです。

 

 


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