JRきのくに線・白浜駅から明光バスで15分ほど、白浜バスセンターで降りて旅館むさしの前を円月島の方向に少し進んだところにある共同湯です。
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一見、公民館に見える建物は、それもそのはず、この温泉を運営するのは地元の町内会。なので「老人憩いの家」も兼ねていて、2階では会議などにも利用されているとのことです。
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中に入ると受付に料金箱が置いてあり、そこに300円を入れるようになっています。しかし無人というわけではなく、奥に係の方が居て、ご親切にも旅行者の荷物を預かってくれたりします。
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それほど広くない浴室の男女を隔てる壁側に浴槽が設置され、僅かに白濁したお湯が掛け流されています。湯口のところで生絹湯を泉源とした源泉に真水を加えて温度調整していて、その部分が赤茶色に変色しています。
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加水していても湯温は割と集めに設定されていて、ダイバーらしき先客が浸かるのを躊躇していました。確かに日焼けた体には強烈に沁みそうなお湯です。
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臭いは希薄だが塩分濃度の高いねっとりとした肌触りのここのお湯、特に冬場には体がよく温まる性質があります。逆に夏場は湯上がり後には著しく汗が噴き出してきます。なので水分補給は必須、これは湯上がりのビールは最高でしょう。
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白浜の外湯の中では最も下町の銭湯といった地元臭のある共同湯ながら、目の前には白浜名所・円月島を眺められる公園があったりと、観光客にも嬉しい共同湯です。
・場所:明光バス・白浜バスセンター
・泉質:生絹湯 ナトリウム-塩化物温泉 66.8℃
・訪問日:2019年6月5日
・訪問日:2019年6月5日