九重の山裾に広がり、阿蘇の雄大な景色を一望できる瀬の本高原「COCO VILLAGE(ココヴィラージュ)」にある温泉リゾートホテル。12室の源泉かけ流し露天風呂付きの離れが、8000坪もの敷地内に点在しているという、ちょっとリッチな温泉リゾートです。
ここでの食事はすべて本館のレストランで。もちろん朝食もここでいただくことになります。離れのお部屋から本館までは結構な坂道を上ることになるが、これが一種の朝のお散歩。胃腸を目覚めさせるのにちょうどいい。
案内された席からはダイナミックな阿蘇の山容が眺められる…これも朝の澄んだ空気のお蔭ですね。
初日の朝食は、席に着くや運ばれてきた産山羽二重豆腐です。これはいわゆる汲み上げ豆腐ですね。
飲み物は5種類、山吹色のジャージー牛乳、ジャージーヨーグルト、完熟トマトジュース、八種の野菜ジュース、温州みかんジュースからチョイスになっていて、私はトマトジュースを、妻殿はヨーグルトです。
朝らしい料理が並んだ丸いお盆が運ばれてきました。もろみ昆布、釜あげしらす、いかの塩辛、温泉卵です。
小芋、生麩、蕗とひろうすの煮物。野菜サラダは大根が主役。ハリハリした食感がいいですね。
鯵の干物、しっかり塩気が効いていて、全然違う食材ながら、なんだかベーコンを食してるような感じになります。
肥後米と南関揚のお味噌汁です。ふわふわした南関揚は軽い口当たりです。
果物はテラスでいただきます。オレンジ、キウイ、パイナップルですね。
次の日の朝食の嚆矢は豆乳湯葉です。濃厚この上ない。
丸盆で運ばれてきたのは昆布明太子、煮ひじき、さつま揚げ、海苔の佃煮です。
大根のサラダと南関揚のお味噌汁は昨日と同じ、椀物は揚げ出し豆腐です。
出し巻き玉子は上方風。甘くなくて出汁味が効いています。朝の出し巻きは特にうれしい…
鯖の干物は実に肥えています。今回の旅のコースは山ばかりだったので、この鯖はこの旅最大の魚でした。
朝からこんな質の高いお料理をしっかり食べれるっちゅうのは幸せなことなんだが、お昼になっても全然腹が減らん。そのせいでランチを物色する楽しみが失われました。これは贅沢な悩みですね。
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