前回説明したようにジョギングの大きな目的は
「脂肪をエネルギーとして使いやすいような体になる」ことです。
我々の体は運動するときにそのエネルギーに何を使うか、意思で選ぶことは出来ません。
だから「脂肪よ、たくさん燃えろ!」と一生懸命に体を動かしても、その運動では
脂肪ではなく、グリコーゲンが優先的に使われているケースが多いのです。
脂肪がエネルギーとして使われるような運動強度を守り、長時間、
継続的に繰り返すことで、体のシステムが脂肪を優先的に使うように変化してきます。
それを狙う実践的なトレーニング方法が「マフェトン理論」です。
マフェトン理論は「トレーニング方法」と「食事内容」の大きな2本の柱からなり
どちらも同等に大切です。
簡単に言うと 1、目標の心拍数を算出し、その範囲内でトレーニングする。
2、ウォーミングアップとクールダウンに各15分かける。
3、食事は炭水化物、タンパク質、脂質の摂取割合を4:3:3にする。
4、精製されてない穀物(玄米や全粒粉など)を摂る。
細かくいうともっといろいろあるけど、こんな感じです。
で、運動時の目標心拍数の求め方だけど 「180-年齢±5~10」 です。
プラスマイナスの部分だけど運動習慣があり、体力にも自信アリ、病気もしてない人は+5~0
最近競技能力が伸び悩み、怪我や病気が多い人 -5
病み上がりか、運動初心者 -10
例えば院長は 180-38 で運動初心者とすると132 になります。
この132という心拍数をトレーニングの際に超えてはいけません、ってことです。
心拍数の求め方は脈拍を10秒で数えて6を掛ける方法がありますが、
正直言って、このトレーニングをするなら心拍計を買ったほうがいいです。
アマゾンで探せば安いのは2000円切ってますので、好きなのを選ぶと良いですね。
さて、このMAXで132という心拍数の運動とは・・・超~ゆっくりのジョギングか
少し早めのウォーキングレベルです。
これ以上の強度で運動すると途端にエネルギー源はグリコーゲンになってしまう。
つまり、「脂肪をエネルギーとして使いやすい体になる」という目的から外れます。
だからほとんどの運動初心者のしょっぱなのジョギングペースは速すぎです。
どこかが痛くなるなんて、もう、ぜんっぜんダメ!ってくらい速すぎです。
辛い上に効果がすごく薄いことをやっているのが悲しい現実なのです。
でも、これを知れば、すっごくゆーっくりなペースでタラタラ走るのが
楽で、いちばん効果が高いんですから「やってみようかな・・」という気に
なりませんかね?
市民ランナーレベルのトレーニングで「苦しくなければ効果がない」というのは
悲しい妄想だったのですね。
次回は「ウォーミングアップとクールダウン」についてです。
「脂肪をエネルギーとして使いやすいような体になる」ことです。
我々の体は運動するときにそのエネルギーに何を使うか、意思で選ぶことは出来ません。
だから「脂肪よ、たくさん燃えろ!」と一生懸命に体を動かしても、その運動では
脂肪ではなく、グリコーゲンが優先的に使われているケースが多いのです。
脂肪がエネルギーとして使われるような運動強度を守り、長時間、
継続的に繰り返すことで、体のシステムが脂肪を優先的に使うように変化してきます。
それを狙う実践的なトレーニング方法が「マフェトン理論」です。
マフェトン理論は「トレーニング方法」と「食事内容」の大きな2本の柱からなり
どちらも同等に大切です。
簡単に言うと 1、目標の心拍数を算出し、その範囲内でトレーニングする。
2、ウォーミングアップとクールダウンに各15分かける。
3、食事は炭水化物、タンパク質、脂質の摂取割合を4:3:3にする。
4、精製されてない穀物(玄米や全粒粉など)を摂る。
細かくいうともっといろいろあるけど、こんな感じです。
で、運動時の目標心拍数の求め方だけど 「180-年齢±5~10」 です。
プラスマイナスの部分だけど運動習慣があり、体力にも自信アリ、病気もしてない人は+5~0
最近競技能力が伸び悩み、怪我や病気が多い人 -5
病み上がりか、運動初心者 -10
例えば院長は 180-38 で運動初心者とすると132 になります。
この132という心拍数をトレーニングの際に超えてはいけません、ってことです。
心拍数の求め方は脈拍を10秒で数えて6を掛ける方法がありますが、
正直言って、このトレーニングをするなら心拍計を買ったほうがいいです。
アマゾンで探せば安いのは2000円切ってますので、好きなのを選ぶと良いですね。
さて、このMAXで132という心拍数の運動とは・・・超~ゆっくりのジョギングか
少し早めのウォーキングレベルです。
これ以上の強度で運動すると途端にエネルギー源はグリコーゲンになってしまう。
つまり、「脂肪をエネルギーとして使いやすい体になる」という目的から外れます。
だからほとんどの運動初心者のしょっぱなのジョギングペースは速すぎです。
どこかが痛くなるなんて、もう、ぜんっぜんダメ!ってくらい速すぎです。
辛い上に効果がすごく薄いことをやっているのが悲しい現実なのです。
でも、これを知れば、すっごくゆーっくりなペースでタラタラ走るのが
楽で、いちばん効果が高いんですから「やってみようかな・・」という気に
なりませんかね?
市民ランナーレベルのトレーニングで「苦しくなければ効果がない」というのは
悲しい妄想だったのですね。
次回は「ウォーミングアップとクールダウン」についてです。