「ホーリーランド」という漫画を買って読みました。
とりあえず1巻と2巻。
いじめられっこの引きこもりが街に出てストリートファイトを通じて
人とつながっていくというお話、 だと思います。
2巻まで読んだ限りでは。
路上でのケンカの描き方がリアルだと聞いて、興味があった漫画です。
その中で実際の路上格闘ではどういう術が有効か?
作者の考えがよく描かれています。
リアルでは何が強いのか?
格闘ファンは時間さえあればこんなことをいつまでも考えています。
現在ではリアルの徒手格闘により近いルールでの総合格闘技が全盛の時代。
「総合で強い格闘技がリアルでも一番強い」という構図が成り立ちそうですが、
この作者は少し異論があるようで。
この作者はストリートで最強の術は「空手」だと言います。
空手というとKのリングでもキックに押され気味で、総合ではほとんど勝てませんので
空手が最強という考えは現在では一般的ではないように思います。
しかし今の総合のルールの上では空手はその実践的主要武器を奪われています。
手首から先を使う事や、後頭部、後頚部への打撃、肘の使用などです。
五体を凶器化することを旨とする空手にグローブを付けさせるのは
確かにちょっとカワイソウです。
総合で空手を始めとする打撃格闘がレスリングや柔術を始めとする組み技格闘に
弱いのは、組み技格闘がルールに守られているためだと作者は考えます。
正面からの打撃を1発もらうことを覚悟して突っ込んでくる者をその1撃の打撃で
沈めるのはかなり至難の業です。
組み技系の者は1発もらっても相手をテイクダウンするだけで
ほぼ勝ちを拾うことが出来ます。
しかしここに盲点。
ルール上では後頭部への打撃は危険すぎるという理由で禁止されています。
危険とはすなわち極めて有効ということの裏返しで、この制限の無い路上格闘では
打撃系の者にタックルをかますという行為のリスクが段違いになります。
院長はいままでずっと瓦の試し割りに代表される空手の「下段突き」という技の
意味が分かりませんでした。
一体どんな局面で使うんだよ!?と。
敵の前で瓦を割って見せてびびらせるため?
んなアホな。
でもこの漫画読んでわかった。
もし組み技系の相手が自分の足を狙ってきた場合、それをさばけば相手の後頭部は
自分の直下です。
鍛えようの無い急所である後頭部が瓦を10枚以上も粉砕できる打撃の射程圏内に・・
これは危険ですね~
総合のリングではここをルールで禁じているために組み技系の選手は前方からの打撃さえ
何とかすれば相手からテイクダウンを奪えます。
これでは打撃系の側からしたら「何でもあり」とはいえないですね。
ただk-1も総合もあくまでもルール有りのスポーツとしての興行です。
これらの在り方に疑問はありませんし、空手出身の選手もそこを了承した上で
自分達の技術をルールに合わせます。
でも空手家は先ほども言ったように五体を凶器化することに多くの時間を割きます。
貫き手、掌底、裏拳、肘、頭突き、足尖での前蹴り・・もっとあるでしょうね。
ルールで使えない技は危険≒有効ということだと考えると最近のイメージ以上に
空手は危険じゃないかね~
とりあえず1巻と2巻。
いじめられっこの引きこもりが街に出てストリートファイトを通じて
人とつながっていくというお話、 だと思います。
2巻まで読んだ限りでは。
路上でのケンカの描き方がリアルだと聞いて、興味があった漫画です。
その中で実際の路上格闘ではどういう術が有効か?
作者の考えがよく描かれています。
リアルでは何が強いのか?
格闘ファンは時間さえあればこんなことをいつまでも考えています。
現在ではリアルの徒手格闘により近いルールでの総合格闘技が全盛の時代。
「総合で強い格闘技がリアルでも一番強い」という構図が成り立ちそうですが、
この作者は少し異論があるようで。
この作者はストリートで最強の術は「空手」だと言います。
空手というとKのリングでもキックに押され気味で、総合ではほとんど勝てませんので
空手が最強という考えは現在では一般的ではないように思います。
しかし今の総合のルールの上では空手はその実践的主要武器を奪われています。
手首から先を使う事や、後頭部、後頚部への打撃、肘の使用などです。
五体を凶器化することを旨とする空手にグローブを付けさせるのは
確かにちょっとカワイソウです。
総合で空手を始めとする打撃格闘がレスリングや柔術を始めとする組み技格闘に
弱いのは、組み技格闘がルールに守られているためだと作者は考えます。
正面からの打撃を1発もらうことを覚悟して突っ込んでくる者をその1撃の打撃で
沈めるのはかなり至難の業です。
組み技系の者は1発もらっても相手をテイクダウンするだけで
ほぼ勝ちを拾うことが出来ます。
しかしここに盲点。
ルール上では後頭部への打撃は危険すぎるという理由で禁止されています。
危険とはすなわち極めて有効ということの裏返しで、この制限の無い路上格闘では
打撃系の者にタックルをかますという行為のリスクが段違いになります。
院長はいままでずっと瓦の試し割りに代表される空手の「下段突き」という技の
意味が分かりませんでした。
一体どんな局面で使うんだよ!?と。
敵の前で瓦を割って見せてびびらせるため?
んなアホな。
でもこの漫画読んでわかった。
もし組み技系の相手が自分の足を狙ってきた場合、それをさばけば相手の後頭部は
自分の直下です。
鍛えようの無い急所である後頭部が瓦を10枚以上も粉砕できる打撃の射程圏内に・・
これは危険ですね~
総合のリングではここをルールで禁じているために組み技系の選手は前方からの打撃さえ
何とかすれば相手からテイクダウンを奪えます。
これでは打撃系の側からしたら「何でもあり」とはいえないですね。
ただk-1も総合もあくまでもルール有りのスポーツとしての興行です。
これらの在り方に疑問はありませんし、空手出身の選手もそこを了承した上で
自分達の技術をルールに合わせます。
でも空手家は先ほども言ったように五体を凶器化することに多くの時間を割きます。
貫き手、掌底、裏拳、肘、頭突き、足尖での前蹴り・・もっとあるでしょうね。
ルールで使えない技は危険≒有効ということだと考えると最近のイメージ以上に
空手は危険じゃないかね~