80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

カラス啼いて

2018年04月06日 15時58分21秒 | 考える
誰かに聞いてもらいたい。
私が抱え込んだ自分の人生。

この歳で まだ終わらない 独り 行く道。
向かい合い 語る友なし 春の嵐に


部屋を出るときに帽子を被ってくるのを忘れた。
も一度階段を昇って鍵を使うのも何やら面倒くさいので、そのまま
出掛けることにする。

駅でバスを降り、通路を歩いている時にふと気がついた。
お店の窓に映る私の髪が、(ウ~ン・・・) 真っ白なのだ。 ()

普段は帽子を被っているので、あまり意識していなかったのだが、
こうして気づいてみると、ひどく白いのに、改めてビックリした。
やはり70歳という年齢は老人の部類に入るのだろうか?

いや、それはちょっと違うと思う。
人間、年齢じゃない、外見より心の持ちようだ。
・・・と、誰かが言っていた。
そう、そうなんだよな、人間、高齢者の考え方は・・・。

で、私はこの先どちらに向かえば良いのだろうか? (唐突でしょうか?)

駅前広場に出て、ベンチに腰を下ろしてボォーッとしていると、
後ろでカラスがしきりと啼いている。
これは、現状を肯定しているのか、それとも否定しているのか?

まぁ、お前さんに聴いたところでどうなるわけでもないやな。


独り来て 先行き見えず 春の空。
取りあえず 先行き カラスに問うてみる。
カラス 羽ばたき アァーッ ? と啼くのみ。