80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

轍(わだち) (2)

2018年04月15日 06時45分17秒 | 考える
朝、出がけに四つ葉のクローバーを見つけた。

ちょっぴり嬉しかったが、よくよく考えてみれば、それで
すっと未来が変わるわけではない。


私が変えていかねば、自分から変わっていくものなど
何ひとつない。


私の欲しかったのは、クローバーなどではない。
それが、たとえ四つ葉だろうと五つ葉だろうと。


と格好つけてみたところで、それが実際はどう見えているのか?

まぁ、私にどう見えようと、それはそれでいいのだが。

振り向けば、心に刻み込まれた「過去という名の轍」・・・。

今さら、自分の人生を出し惜しんでどうなるというのか?
70・・・、明日をも知れぬ我が生命。

他人が起き上がってくるのを待っていても仕方がない。
もともと彼と私の時間は、進行速度が違っているのだ。
彼と私、その残り時間は、圧倒的に私の方が短い。


が、私には、自分の知らぬ世界が、まだまだたくさんある。
ということは、そこにこそ、まだまだ私の生きていく希望と、
さらに伸びていく余地が、充分に残されているということだ。


ここは、決して頂上などではない。
いくつになろうとも、私は人生において、まだまだ「新人」
過ぎない。


この轍 付かず離れず どこまでも

青空に 溜息ばかり 独り者 轍 刻んで 今日も旅行く

  (ちょっと無理っぽかったろうか・・・?)