オペレーション・ダンケルク

いよいよ新作リリースが始まりましたので、早速レンタルしてきました
"ダンケルク"のタイトルににつられて
アルバトロスからのリリースでしたからね、一抹の不安感があったのですが
やっぱり不安が的中、あの悪名高き？アサイラム社が
クリストファー・ノーランの「ダンケルク」に便乗して作った戦争アクションでしたねぇ

オープニングでは実写フィルムでしょうかダンケルク撤退の
その映像に被るのはチャーチルの演説でしょうか？
全英国の軍艦民間船を総動員しての救出作戦


そんなフランス・ダンケルクで脱出を待つ英国軍の小隊長キャロウェイ中尉に別命が下る
脱出まで一日待つ間にフランスレジスタンスに最新レーダーの開発に成功したドイツ人科学者がドイツを寝返り、匿われているから救出してこいと
命令によって5人の英国兵が半信半疑でレジスタンスにcontactをとりに・・・
実はドイツ人科学者はドイツ軍に捕まっており、拷問を受けていた
アルゴリズムをレジスタンスのお姉ちゃんに託してしまっていたのであり
用済みと科学者は殺され
ドイツ軍と英国軍がレジスタンスの御姉ちゃんの取り合いに・・・

アサイラム作品とちょっとあなどっていましたが一応ドイツ軍の将校さんはしっかりとドイツ語台詞をしゃべってくれておりまして
ま、途中から英語になっちゃうけども・・・
フランスレジスタンスは全部英語でしたのはご愛嬌と言うことで

ダンケルクの脱出劇を大スケールで描くのは本家に任せて、
こっちは局地戦に絞って作るぜ！という、アサイラムの便乗商品としては常套手段ですが
英国軍小隊は5人、ドイツ軍は最初は10人と言う布陣での小競り合いの様相はアサイラムの真骨頂ですが
ドイツ軍はバンバン射撃してくるのに英軍は一発も反撃しないんですねぇ
で10人のドイツ軍の包囲網から脱出した主人公たち小隊と美女？レジスタンスが
ただただ合流の飛行場まで逃げると言う展開の中で英軍は一人また一人と死んでいくは
地雷を踏んづけたり、敵の車両を奪ったりしながら脱出に挑みますが・・・

最後は大量のドイツ軍に飛行場で囲まれもう絶体絶命
さぁどーするって云うときに12、3機の英軍戦闘機が・・・
ここに戦闘機こんだけ投入するなら海岸での救出に投入した方が合理的だろ
なんて言ったら身も蓋もないんだよね

アサイラム作品にしてはまあまあ見られる部分に入る戦争映画でしたが

2017年製作、アメリカ映画
ニック・ライオン監督作品
出演：イファン・メレディス、キンバリー・ヒューズ

フロム・ダスク・ティル・ドーン ザ・シリーズ シーズン3

月が変わりましたが、新作レンタルは3日の休日辺りから
リリースラッシュになるのかな
世間では、かなりな猟奇殺人事件が発覚しましたが
シリアルキラーなどはフィクションの世界だけにしてほしい
首だけ始末できなくてボックスのなかに猫砂に埋めていたとは・・・

と言うことでフィクションの世界観ではTVシリーズとしてはヴァンパイアですが
バンバン殺しまくるTVシリーズの第三弾が丁度リリースされていました
タランティーノとロバート・ロドリゲスがプロデュースと監督しての
過去の映画「フロム・ダスク・ティル・ドーン」をTVドラマとしてのセルフリメイク
所謂アクションホラーのシーズン3
全10話、436分一気に鑑賞
タランティーノとロドリゲスですので途中でやめられなくなっちゃいます

宿敵・カルロスを倒したゲッコー兄弟。シーズン2では兄弟が離反しての物語展開でしたが
今シーズンでは弟はヴァンパイア、兄は人間との違いはありますが
聖なる血の井戸で射殺されたケイトが地獄の女王に肉体を乗っ取られ
不死身の存在の新たな脅威となって甦り、女王を追い詰めていく

シーズン1でゲッコー兄弟に殺されたレンジャーの娘まで登場するし
ケイトの弟も無敵なヴァンパイアハンターに成長し
地獄の門を巡ってのお話に・・・
シーズン最後のクライマックスはもうどっから見ても西部劇でしょう
タランティーノらしくゲッコー兄弟の映画ネタが随所に台詞としてちりばめられ
タランティーノ、ロドリゲスの過去の映画さくひんへの造詣の深さが・・・

シーズンが全10話と見易かったんだけども
シリーズはこれで打ち止めなんですねぇ
打ち止めらしいラストシーンでした