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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ジーサンズ はじめての強盗

2017-11-10 18:10:07 | 洋画
いくら歳をとってもモーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンの三人と様
昔の名前ではありますがまだまだ体も動くし
ってことでセットでご出演
未来のお話ではなくて、先進国が抱えてる老人問題にもちょびっとスポットライトを与えてくれる映画です
リメイク作品だそうですが、オリジナルは知らないんですが・・・
かなり面白かったし、ハッピーエンドなので見終わってほっこりとさせられる

ジョー、ウィリー、アルバートの3人は、共に同じ会社でブルーカラーとして30年一緒に働いてきた
定年後は年金で悠々自適・・・そうは問屋が卸さない
彼らの勤めていた会社が買収され、年金基金が支払われなくなってしまい
ジョーは住宅ローンの金利が3倍になり、家まで差し押さえられてしまうという危機に直面
ウィリーは腎臓が悪く、移植が必要な身でしたが、お金がないことで手術を受けられず、死を迎えるしかない運命であり
そんな三人が毎日面を合わせ愚痴の大会

ある日ジョーは金策で銀行へ相談に行ったら
そこへ3人の銀行強盗に出くわし
手際よく銀行から現金を奪い颯爽と去っていく姿に、身を伏せるジョーは一筋の光明を見いだす
かっこいいですよねぇ頭目らしいし人物がジョーの差し出す財布を見て
「年寄りに敬意を払うのは社会の義務だ」と彼からなにもとらなかっただけでなく
証拠となるだろう首のタトウーまで見せつけていったのである

アルバートは最初乗り気ではなかったもののも近所に住む女性アニーに惚れられて・・・
一緒にに暮らすため、お金が必要になりました
ってアニーさんなんとアン・マーグレット
年取っても美貌は残ってるんですねぇ

そんなそれぞれの悩みを抱えた3人は、ジョーの発案で、本来自分たちの年金になるはずだった銀行にある現金を奪い返すことに・・・
銀行強盗の予習となるはずのないものの近所のスーパーで万引きしたり
その結果素人ではあかんと

ジョーの娘婿のツテを使って強盗のオブザーバーを雇うことにする
動物保護施設の運営を隠れ蓑にして男に指導をウケるようで
万引きのてんやわんやと泥棒修行の顛末は完全にコメディと化していましたが
そして強盗の決行日。
3人はアリバイ作りのためにチャリティーイベントに参加し、途中でこっそり抜け出して銀行へと向かい
マスクをして強盗に入り、順調に事が運ぶかに見えたとき
ウィリーが急激な痛みを感じ、うずくまって動けなくなってしまい
お客の女の子に助けてもらう始末でしたが
そうなんですこれはある意味致命的なミスを犯してしまった訳で

何とか3人は現金をもって無事に逃走します。
これで終わりじゃないのが映画ですから
強盗のビデオから先の万引きの映像とアルバートの動きが一致して
三人はFBIに捕まるものの彼らはにはチャリティイベントで鉄壁のアリバイ工作をしてあったため、ジョーたちが犯人だとする確証がないので
マット・ディロン捜査官は件のウィリーと絡んだ女の子を使っての犯人面通し・・・

実に上手に作られてる映画ですから
最初に書いちゃいましたよねハッピーエンドだって、

3人のジーサンたちのドタバタ喜劇、ハートフルな銀行強盗の映画でした

2017年製作、アメリカ映画
ザック・ブラフ監督作品
出演:モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキン、アン=マーグレット、マット・ディロン 
コメント (2)
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無限の住人

2017-11-10 01:31:26 | 邦画
毎回書いてることですが・・・私は漫画を見ません
この映画の原作も漫画だったんですねぇ、見るまでと言うか見終わるまで知らなかった
でいつものように見終わって色々調べたらこの映画は思惑通りにいかずにキムタク映画としてはコケたようですが
いつものことですが漫画やアニメの実写化って言うのは原作に思い入れの強い人がいるから
個人的に賛否両論になるのは当然ですのでコケても仕方ないといえばそれまでですが

私個人としてはSMAP(撮影・公開当時)の木村拓哉さんの映画を見る(TVドラマも見てません)のは二本目で、最初の作品も漫画&アニメの実写化の「宇宙戦艦ヤマト」でしたが
そのときの感想は古代進がキムタクだったということで
この映画でも不老不死の万次はキムタク以外の何者以外でなかった
それはそれでキムタクファンにとってはある意味一番大事なことで
役になりきって万次であった場合にアイドルではなくなる訳でして
ある意味正解なんでしょう

見ての最初の感想はキムタクだったということではなく実にえいがとしては面白く楽しめました
最近の時代劇は所作だ時代背景だ考証だと実に由緒正しく描こうと言う風潮がありまして
所謂時代劇を通して人間の生き方を示している映画がウケるようでとにかく言葉は現代語で
格式張らずにキムタクらしいし、分かりやすいシノップスと三池監督らしいし1:100、2:300+αの実戦ではあり得ない
ド派手な殺陣をオープニングとクライマックスのケレンに持っていって
時代劇の面白さのエッセンスを噴出してくれてなんと2時間20分の長尺も短くかんじられた

ま、先にコケたと書きました
漫画原作の賛否って言うのもあるんでしょうが
とにかく殺陣のリアルさを何百人と斬るってことで廃しているところに
主人公のキムタクをはじめとして斬られると腕が飛ぶ、脚が飛ぶ、血糊血飛沫く
千切れた足や胴体で蠢く人物とか
三池節満載でして、免疫のないキムタクファンは複数回見ようとはしないだろうし

大抵の方は映画見る前に情報を収集しますから、所謂時代劇を見るシニア世代から敬遠されてるだろうし
そんなこんなでコケた理由は一杯あげつらえるのですが
若手俳優、まさに渋味の極致の山崎務さんまで実に良かったなー

原作にあるんでしょうが私的には客寄せのための出演なんでしょうが
市川海老蔵さんのエピソードはなくてもよかったような
その方がスッキリしただろうどうせ原作に忠実にしたって2時間なんぼの尺じゃ
脚色するしかないわけで、
このエピソードなければ20分以上尺が短くなるだろうし

珍しいことに私戸田恵梨香さんの演技を見るのはCM除いて実は初体験だったかも
福士蒼汰も多分にお初ですが彼の敵役ははまっていtしょうな

2017年製作、日本映画、「無限の住人」製作委員会作品、WB配給
三池崇史監督作品
出演:木村拓哉、杉咲花、福士蒼汰、市原隼人、戸田恵梨香、北村一輝、栗山千明、満島真之介、金子賢、山本陽子、市川海老蔵、田中泯、山崎努
コメント (2)
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