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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ドッグ・イート・ドッグ

2017-11-04 20:27:24 | 洋画
ニコケイ映画だともうパブロフの犬と言うことで早速レンタル
即視聴と言うことですが
なんだろうなこの映画は・・・
確かに原題が「Dog Eat Dog」ですから仲間内で殺し合うのも意味的にはわかるのですが
突然唐突に”マッド・ドッグ”のウィレム・デフォーをでぶっちょのクリストファー・マシュー・クックが死体処理中に撃ち殺しちゃうのが意味わかんねえし

警官に捕まって、仲間の警官を殺したということで連行中の警官に
空き地でリンチを受けて、さらにパトカーに片手手錠でドアに繋がれてクルマに引きづられていたはずなのにケロッとファミレスに現れて・・・どうやって逃げてこられたのか意味わかんねえし

そして最後の意味わかんねえのは、なしてこの映画の映倫審査がRー18指定という事で
どこがRー18なのかはっきりしてほしい
グロでもなくエロもない映画になんで18禁?実はコレが一番納得してないんだよね
マッド・ドッグが居候してる母子を滅多刺しにして殺すところなのかなぁ

そんなこんなで中年期おっさん3人組のうだつの上がらない男達の一攫千金に喘ぐお話といったら身も蓋もないのですが
原作は本物の犯罪者であり映画にも出演してるエドワード・ハンガーの同名小説ですので
確かにヴァイオレンス映画ではあるのですが

トロイとマッド・ドッグ、ディーゼルの3人は刑務所の中で知り合い
刑務所を最後に出所したトロイが合流すると
早速裏社会の仕事を始めて日銭カネを稼いでいました
対立する麻薬組織の金と薬を強奪する仕事に成功して報酬一人頭約3000ドルを得て
まぁはしゃぐ3人はもうマスタード、ケチャップソースの掛け合いするものの

次の仕事は組織が億単位でお金を貸して返さない人物の1歳になる赤ん坊の誘拐
乳母と母親しかいないはずの家に、銃を持った一人の男性がいて
マッド・ドッグが彼を撃ち殺し予定通り赤ん坊を誘拐しますが
そいつが金を返さない件の男だったという事でお仕事失敗

マッド・ドッグとディーゼルは死体を隠しに行きます
ディーゼルがマッド・ドッグのことを常に気に入っていなかったからか?
死体の隠し場所でディーゼルはマッド・ドッグの頭を突然吹き飛ばします

トロイとディーゼルは雇い主の元に戻る途中、スーパーに買い物により
そこで警備員がディーゼルの上着の下の銃に気が付き、警察を呼び
スーパーの駐車場で待っていたトロイは警官を殴りつけて逃走を図る
そこにディーゼルが買い物を済まして撃ち合いに
トロイは捕まり警察に行かずにリンチを受ける
その前にディーゼルは撃ち死に・・・

ここまではマッド・ドッグを撃った意味も何となくわかるんですが・・・
シーンが変わり食事を終えた老年牧師夫婦の前に突然リンチを受けていたトロイが現れ、
彼らを人質にして車に乗り込んで逃走してると
霧の中からパトカーが現らわれ車を降りたトロイに数台のパトカ警察が銃撃を浴びせます
構えます。
激しい銃撃戦が繰り広げられ、人質の牧師夫婦は警官達の弾にあたって死亡。
トロイも銃弾を受けて・・・

もう少しかっこいい映画だと思ってましたが人死には無駄に沢山ありますが
それが18禁だとも思えませんし
魅力ではない無駄な会話ばっかの映画にちょい寝落ちしそうにもなる映画でしたが

2016年製作、アメリカ映画
ポール・シュレイダー監督作品
出演:ニコラス・ケイジ、ウィレム・デフォー、クリストファー・マシュー・クック、ルイーザ・クラウゼ、オマー・ドージー、メリッサ・ボローナ、レイ・ガジェゴス。チェルシー・メルトン
コメント (2)
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