ここでも先月4本片岡千恵蔵御大のギャング映画4本をブログアップさせてもらいました
っていうのは古いTVドラマとか古い映画で製作会社自体がソフト化してない作品をソフト化するベストフィールドという会社から
「片岡千恵蔵 活劇シリーズVol.2」として今日リリースされたのでブログにアップしておこうと思います
なお来月にも「片岡千恵蔵 活劇シリーズVol.3」がリリース予定されておりますが、そちらに収録予定になってる「地獄の底をぶち破れ」と「無法街の野郎ども」の二作品は東映チャンネルのOAでエアチェックしていたものをブログアップさせていただいたので、次に「二発目は地獄行きだぜ」をブログアップしたらこの“片岡千恵蔵 活劇シリーズ”はコンプリートになるんですね
っていうことで今作ですが、キャラとしては復讐ものでして実はギャング映画ではありませんし
千恵蔵御大がこのシリーズでお得意とする潜入捜査官のお話でもありませんでしたが
潜入捜査官は江原真二郎さんだったのね
まぁ表向きは堅気の会社経営をしてる柳永二郎さんと永田靖さんのところに7年前に沈没した運搬船ににっていた山村聰さんの父親と弟源次の七回忌法要の招待状が届き
三人で仕組んだ沈没事故を装った殺人事件ですから二人が山村聰を詰りに来るとこから始まり
七回忌の法要中に棺桶が届けられ、その中から死んだと思われていた源次が現れて法要はまさかのしっちゃかめっちゃか
なんと源次の弟役で高倉健さんが学ラン姿で登場してきます
ってことで実はほぼ「無法街の野郎ども」とスタッフキャストに変化がないという作品
変化といえば先に書いてる様に兄と二人の実業家への復習に動いていく千恵蔵御大と
事実を知るためにこれまた一人奔走する健さんくらいで実際にクライマックスになるまで銃声一発もう響きません
ほんとどこで手に入れたのか最後の最後で隠してた二丁のリボルバーを出してくる千恵蔵御大
そこからは復讐の銃撃戦でして健さんも堅気ってことで銃は持ちません
千恵蔵御大一人で6連発の二丁のリボルバーでリロードなしに無限に撃ちつづけるという映画でしたねぇ
まぁある意味刀が拳銃に変わり、髷の代わりソフトをかぶってほぼ時代劇調の台詞回しから抜けきれない千恵蔵さんを見るだけの作品ですが
復讐譚に潜入刑事が絡んだことで7年前の事件の発端は実は偽札っていうおまけつきでしたな
堺駿二さんと花澤徳衛さんが光る演技で映画を支えていましたねぇさすがです
千恵蔵御大の擬闘は見るにちょっと耐えなかった様な気がするのは仕方ないか当時の御大は齢60だしポン刀で離れて相手を斬る訳で肉弾戦はしてきてないですものね
相手役が大変だった様ですね
1959年製作、日本映画、東映作品
小沢茂弘監督作品
出演:片岡千恵蔵、高倉健、三条美紀、進藤英太郎、山形勲、佐久間良子、江原真二郎、永田靖、喜多川千鶴、中原ひとみ、富田仲次郎、織本順吉、潮健児、関山耕司、稲葉義男、花澤徳衛、堺駿二、松本克平、神田隆、片岡栄二郎、菅沼正、檜有子、志摩栄、山村聡、柳永二郎
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