
日本映画専門チャンネルの恒例企画番組である“おとなの桃色シネマ白書”の今月分の最後っても月二本ですけどね
ってことで二日連続の投稿ですがこれは”猫の日“に二本つづけて視聴しての予約投稿です

コチラはピンク七福神と呼称されてる田尻裕司監督、佐々木ユメカさん主演ということで、ある意味王道のピンク映画って思ってたら
どうなんだろう濡れ場が思ったよりも少なくて
さらに王道のピンク映画なら3人さん脱がされるとこお二人しか脱いどらんという作品
そしてお分かりのようにタイトルロールをそのまま使わさせていただくと厳しいgoo blog 様の規約に抵触するかも知れないとこっちが勝手に自主規制して無難な劇中カットで誤魔化させてもらっております
が、そこはBSでもあるんですがあくまでもTV放送ですからピンクと言っても
ましてや監督主演者からこっちが王道のみピンク映画だって見る前に思っていたのの裏をかかれまして
ある意味女性映画って見てもいいような作品でしたかねぇ
物語は三十路の独身女性カメラマンが仕事関係者である男性との性的遍歴を重ねる中で、他人の真の姿を一瞬でレンズに収めて見せるのに
自分の心の隙間なのか空洞を埋めることができずにもがく姿を克明に描いてる作品
見事にそんな女を佐々木ユメカさんが演じられておりました。
劇場公開時の初タイトルはこのタイトルで、再映では「淫らな唇 痙攣」と改題されて
DVDでは単に「痙攣」だけということに
個人的に佐々木ユメカさんは女優さん、それもなんと腹にタトゥー入れておられて
それが邪魔にならない女優さんでして
演技もしっかりされてて、このような役にはもってこいのお方
彼女だからこう言ったシノプシスの作品が成り立ったと言っても過言ではないくらいのはまり役と言えるだろう
だから全く反発を覚えるほどの出会い出会ったものの真田幹也演じる男が半目しつつも彼女と仕事を通して本質を見抜いていく姿がピンク映画をみにきてるおっさんたち男性の純真だったあの頃を懐かしく想起させてくれるんでしょうね
そんな映画だったんですね、まぁここでは常に書いているんですが日々量産され消化されていくピンク映画というプログラムピクチャーだからこそ何十本いや何100本作られている中でこのような佳作がほんと鬼っ子のように生まれてくるんでしょうね
切り口の違う記事はコチラ
2004年製作、日本ピンク映画、国映作品、新東宝配給作品
田尻裕司監督作品
出演:佐々木ユメカ、真田幹也、堀正彦、北の国、大葉ふゆ、はやしだみき
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます