2025

なんと言ったらいい作品だったんだろう

っていうか見てても違和感ありまくりだったし

見終わっていつものようにネットで周辺探ってもなんも出てこない

いろんな似たタイトルの過去作品に紛れ込んで配給会社のアメイジングD.C.のこの作品のHPに辿り付くのにも一苦労した作品

 

もう近未来というよりも目と鼻の先に来てる2025年。地球は突然の巨大隕石が地球に衝突したため大津波、竜巻、大洪水、山火事、大地震と未曾有の大災害が発生して人間のと言うか地球文明が大崩壊

そんな中各国政府は地球を捨てて宇宙ステーションに人間を逃避させるためにTVニュースで基地に集まるようにアナウンスされ

ある一家の父親が妻と幼児の娘を逃すために略奪しにきた連中と戦い

妻と女を追いかけて多分に約束の地であるフランクリン砦に向かうお話

 

まぁ全編台詞なしで進行する映画

先に書いた宇宙ステーション避難のニュース映像にナレーションがあるだけでほんと俳優さん一人も声を発せず会話もない

一種のサバイバル映画でもあるので銃も撃つしナイフで人も殺すものの

これまた不思議なのは銃を撃つんだけど被弾シーンもなければ刺殺シーンも頭に刺さったナイフの死体だけを見せると言う

これまた不思議な映像で綴られてる作品

 

主人公が火を熾してその火種をもらう老人と交流するもののこれまたなんの会話もなく

最終的には老人が反撃してくるから火の粉を払う例えで殺すんだけどきっちりと殺すシーンは映像としては見せてくれない

最終的には砦につくもののそこに巣食う略奪者と避難民をもやっつける羽目にはなるけど被弾や刺殺シーンは撮ってはいない

 

最終的に妻と娘は死んだって言うような証拠を見つけるもののこの砦で知り合った若者と再びサバイバルの旅に出て行くってとこで終わるんだけどホンマ72分一言の台詞もはかない映画っていうのも珍しい

ただそれだけの映画

地球は壊滅してるようだけど地球も緑がいっぱいって言うこれまた不思議な映画

 

2023年製作、アメリカ映画

ベンジャミン・カーランド脚本・監督作品

出演：テイラー・ジラード、クロエ・テイラー、リヤ・メイ・アトウッド、メイスフィールド・スタートウェザー