スカイプを切った後、たった今自分が見たことについてしばらく反芻しました。
部屋に娘しかいなかったというのであれば、
私が見たものはつまりやはり、そういうものの存在ということになります。
今でもその時の様子は目に焼き付いていてよく覚えているのですが、
当時も顔がはっきり見えたわけではないのです。
部屋の奥の窓際に、3年生のMちゃんの机とベッドが置かれていて、
ほぼ逆光のような状況になっていました。
シルエットはくっきりとしていて、最初は勉強机に向かって座っていました。
後ろ向きだったのですが、そのうち振り向いて私の方を見たのです。
でも、それはおかしな感覚で、目が合うとしたら撮影している娘なはずで、
私はただ映像を遠く離れた場所から間接的に見ているだけなのです。
にもかかわらず、確実に私を見て私に何かを投げかけてきたのです。
次に彼女は隣に置かれているベッドに飛び移りました。
それは浮遊するかのような動きではなく、しっかりと重力を感じる人間の動きでした。
そしてまた私の方を見ました。
そこでようやく、私は理解しました。
はっきりと伝わってきました。
彼女が娘を介して私に伝えたかったこと。
そうか、そういうことだったのか・・・・
最近下の娘が買ったキューピーちゃん。
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