「今ね、すごく楽しいの!」
3年生のMちゃん、2年生のうちの娘、1年生のMちゃん、
この3人がこの部屋に来てくれて、
「私、とても嬉しいの!」
彼女は、そんなふうに私に伝えてくれたように思います。
3人は、学年も違うし、専攻の楽器も違うし、生まれ育った地も違う。
でも、縁あって、遠く離れた場所から同じ学校に学ぶことになり、
さらに寮の同部屋で1年間生活を共にすることになりました。
3人は、出会ったその日からすぐに仲良くなりました。
毎日笑いが絶えない部屋だったそうです。
程よい距離感を保ちつつも、心を開いて、なんでも相談し合っていたそうです。
とても良い空気が流れていたのでしょう。
楽しそうな笑い声に誘われたのかもしれません。
彼女はそっと出てきて、3人を近くで見守っていてくれたように思うのです。
もしかしたら、一緒に交じって笑っていたのかもしれません。
霊感を全く持ち合わせていない私ですが、彼女はどうしても私に伝えたかったのでしょう。
後で思い返しても、あの時の娘の強引さはどうにも不自然だったのです。
娘に聞いてみても、なんでそんなに室内を見せたがったのか覚えていない、
と言っていましたし。
あの時、一瞬、娘の中に入りこんでいたのかもしれません。
私に伝えたい一心で。
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